青葉抄より

莢豌豆莢取る間さえ気忙しく

たかんなの力みるみる葉をつける

葉に染まり紫陽花の珠まだ莟

鍋の火を止めて蚊の飛ぶ羽の音

待ちぼうけ一人で傘をさす梅雨

雨垂れのひがないちにち夏至過ぎる

 

(2013年版5~6月号より)

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