夏の雲には「10種雲形」という分け方があります。この辺から専門的なお話ですが、世界気象機関が定めているらしく、雲は出来る高さと形で10種類に分かれています。
1「巻雲」筋雲のこと。
2「巻積雲」鱗雲のこと。
3「巻層雲」薄雲のこと。
4「高積雲」羊雲のこと。
5「高層雲」朧雲のこと。
6「乱層雲」雪雲のこと。
7「積雲」綿雲のこと。
8「層積雲」曇り雲のこと。
9「層雲」霧雲のこと。
10「積乱雲」入道雲のこと。
となっています。
俳句の季語では、今は夏なので、この中で夏の雲は「積乱雲」の入道雲です。積乱雲が高低の幅も広く、色々な形に見えるよう。夏にもくもくと沸き上がるような雲はほとんど積乱雲です。日本海側では、冬にも多く豪雪を降らせる雲のようです。