俳句日記について!

日記について

日記文学の起こり

日本の日記文学のおこりは土佐日記とされている

土佐日記:平安時代:紀貫之:日本文学史上おそらく初めて書かれた日記文学。土佐国から京に帰る最中におきたさまざまな出来事を綴ったもの。その後の女流文学の発達に大きな影響を与えている。

蜉蝣日記:平安時代:藤原道綱の母:女流日記文学のさきがけとされ「源氏物語」などに多くの影響を与えた。日常の生活のさまざまな出来事を書いている。藤原兼家の息子である道綱の母としての日記である。

紫式部日記:平安時代:紫式部:不明な点が多いが「紫日記」表紙に記載されているため紫式部の作であろういわれ  ている。記録的内容と手紙からなっている。「源氏物語」の作者でもあることは伝説やこの日記の内容などから云われている。

更級日記:平安時代:菅原孝標女(すがわらたかすえのむすめ):平安貴族の女性であろう。平安女流日記文学の代 表とされている。回想録である。こうしてみると日本最初の日記として代表的なものは殆どが平安時代で、この後、様々な日記文学がある。

現代の俳句の原型を成したと言われる江戸時代の松尾芭蕉も多くの日記や紀行文を残している。

また、その後、明治の文明開化の時代に俳句の世界を切り開いた正岡子規は、病床六尺という子規庵のでの日記を随筆として書き残している。

このように、やはり日記は日本文学の大元であり、文学の基本的な文章の原型ともいえるでしょう。

現代の俳句日記

日記は、さまざまな様式で書かれています。絵日記や随筆、エッセイ、写真、現代ではブログなど多種多様な形での日記がありますが日記を俳句で書き記したものを俳句日記と言います。俳日誌とも呼ばれていました。

現代では、俳句ダイアリー、デイリ―などやはり呼び名もさまざまです。兎に角、時代が変わっても人々の生活の一齣を書き記しまとめたものは共感を呼びやすく読み物としても楽しいです。

日常から非日常的な発見が生まれ自分自身を見直し新たな明日への目標や指針となります。

そこで、私は、俳句日記をもう20年間書き溜めています。ちょうど2000年の頃から今年で21年目です。まず一冊目が2000年から2010年そして、今回の二冊目の出版が2011年から2020年の十年間さまざまな事がありいつの間にか二十年が過ぎました。

辛い事、苦しい事。嬉しい事、楽しい事。そして、今があります。コロナ禍の今現在は生きていられることが何よりの幸せですね。

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2021年9月15日 | カテゴリー : 俳句 | 投稿者 : takako

9月9日は重陽の節句

【重陽の節句】

9月には重陽の節句があります。「菊祭り」とも言われています。五節句の一つです。最近では五節句と言われても何だか解らない方が多いので少し説明致しますね。

五節句とは

1月7日人日・七草粥
3月3日上巳・雛祭り
5月5日端午
7月7日七夕
9月9日重陽

この五つが五節句です。日本では毎年、五度の節句があります。
9月にある重陽は、菊酒を飲むと不老長寿になれると言われていました。菊酒は、日本酒などのお酒に食用の菊を浮かべて飲むもので薬効があるので、長寿の酒として重陽の節句に飲まれています。

奇数を縁起の良い陽数といい、陽数で最大に大きな数が9です。そして、その9が重なるので最大に縁起が良いとして9月9日を重陽の節句とし、菊の花が咲く季節なので菊祭りとなりました。

【芭蕉の詠んだ重陽の節句】

草の戸や日暮れてくれし菊の酒

十六夜のいづれか今朝に残る菊

山中や菊は手折らぬ湯の匂ひ

菊の香や奈良には古き仏たち

早く咲け九日も近し菊の花

やはり昔はちょうど十五夜様のころが8月15日の頃にあたり菊が美しく咲く頃だったのでしょうか?
今のカレンダーでは、今年は秋が早いとはいえ少しそぐわないようで、菊人形などは晩秋から初冬になりますね。
それでも地方によっては今でも9月9日に菊の祭りがあると云います。菊の酒を飲んで長寿を願いましょう。
この後には敬老の日があります。コロナ禍ですがお彼岸もあり、ご先祖様に感謝して菊を飾るには良い季節なのかも知れませんね。

野の菊の紫けむる夕陽色・・・上野貴子

2021年9月3日 | カテゴリー : 俳句 | 投稿者 : takako

2021年8・19俳句記念日各賞発表!

<2021年8・19俳句記念日審査結果発表>

特別審査員水越浩幸大賞

No857 八つ当たりされる五輪は七変化      大久保 明子

特別審査員古川弘恵大賞

No796 川面打つ翡翠一閃夏の色        山本佐和子

特別審査員飯村明良大賞

No11  気合い入れコロナサラバと暑気払い    橋詰 博

特別審査員阿多星花大賞

No179 紫陽花を支えて黙す花瓶かな      原田けいこ

特別審査員今野龍二大賞

No904 シャンパンの泡のぼりゆく夏の月    武悠紀子

俳句記念日功労賞

No37 くつしたをこたつの中に忘れた子     デビ愛染

俳句記念日大会賞

No764 一本の杭に翡翠身じろがず          伊藤はな

8・19俳句記念日大賞

No336 コロナ禍の都市の紫陽花密に咲く    平塚庸代 14点

以上が、2021年度8・19俳句記念日開催の俳句記念日俳句大会審査結果表と各賞になります。

受賞された皆様、本当におめでとうございました。今年はコロナ禍の長い一年間の集大成となり、時世を詠まれた俳句が、最高得点を取られました。今日からが2022年度の始まりです。俳句記念日が来れば俳句が詠みたくなる。というような日本人の心の故郷に俳句記念日がなれますよう希望を胸に大きな前進を目指して来年も努力して参ります。8月19日俳句記念日をこれからも宜しくお願い致します。

2021年8月21日 | カテゴリー : 俳句 | 投稿者 : takako

「12ヶ月の句盃」販売中!

渋谷東急プラザ3Fエスカレータ前111コーナーにて
新ブランド「鶇庵」から12ヶ月の句盃の販売が始まりました!
6月1日~23日まで
コロナ禍ではありますが俳句の言葉がモチーフとなり新たなデザインで形のあるモノとなりました。

俳句の新たな世界が目に見えて素敵な絵柄となり暖かな磁器の小盃の形をかりで表現されています。
日本文化に親しみやすい小盃として大切な一品になっています。

是非、お越し頂き実際に磁器の焼き物として、その質感をお楽しみ下さい。

2021年6月16日 | カテゴリー : 俳句 | タグ : | 投稿者 : takako

「おしゃべりHAIKUの会」’21松陰神社吟行会

「おしゃべりHAIKUの会」2021松陰神社吟行会

2021年4月25日第四日曜日、何と日本では3度目の緊急事態宣言が発令されるという異例な状態の中で、予定通り吟行会が開催されました。

今回は昨年お花見会が中止と言う無念を繰り返さないために、ウイズコロナ時代にあった予定で、世田谷界隈の近場の散策と言う吟行会となりました。

参加予定の人数はやはり約半分となり、少し寂しいコロナ禍吟行会でした。

それでも松陰神社への参拝は可能で、ボーイスカウトの子供達の声がして心の救いでした。

これも吉田松陰という歴史に残る偉人の功績の素晴らしさのお陰ですね。

世田谷の松陰神社には松下村塾を再現した建物があります。お姿を模倣したブロンズ像もあり、若者への教育に情熱を捧げたお姿が思い浮かびます。明治維新を成し遂げた高杉晋作や伊藤博文らを輩出した素晴らしい塾だったのですね。

コロナ禍という緊急事態に、心を打たれるほどの緑の美しい一日でした。

俳句相撲の対戦も経験出来て良かったです。この日のお題は「若緑」まさにぴったりな良いお天気に恵まれました。

2021年4月25日松陰神社俳句相撲トーナメント戦「若緑」

佐和子 × みよ子 勝ち句  若緑絶えぬ烈士のこころざし  佐和子

みゆき × 貴子  勝ち句  若緑鳥居をくぐる老夫婦    みゆき

佐和子 × みゆき 勝ち句  若緑絶えぬ烈士のこころざし  佐和子 

みよ子 × 貴子  勝句   未来へと像の眼ざし若緑    貴子

みゆき × みよ子 勝ち句  若緑松陰の墓とりかこみ    みよ子

佐和子 × 貴子  勝ち句  若緑絶えぬ烈士のこころざし  佐和子

優勝句 3点  若緑絶えぬ烈士のこころざし  山本佐和子

緑の美しい境内の奥に吉田松陰先生のお墓があり神聖な気持ちで拝むことが出来ました。俳句相撲は今回若手の山本佐和子さんが断トツで優勝です。おめでとうございます。

(2021年4月26日)

毎日の挨拶言葉

毎日の生活の中で普段使っている挨拶の言葉

「おはよう」   朝の挨拶の言葉。相手がその場に早く来ている時の挨拶の言葉。

「こんにちは」  昼間の訪問または対面の時に言う挨拶の言葉。

「こんばんは」  夜間の訪問または対面の時に言う挨拶の言葉。

「さようなら」  元来「左様なら」と書き、「それならば」の意の別れの挨拶。「さよなら」

「おやすみ」   「休む」の丁寧な命令形で、就寝の際の挨拶の言葉。「おやすみなさい」

当たり前に毎日使っている挨拶の言葉。それぞれ意味がありますね。知ってるつもりでいますが、実は知らない言葉の意味や語源って案外面白いです。

正しく理解して、上手く使いましょう。時代の変化などが解る場合もあって、時代と共の変化してゆく言葉の移り変わりが解るとより勉強になります。