12月の兼題は「聖樹」「千鳥」に決まりました。12月は冬ですね。一年の最後を締めくくる月です。商店街ではクリスマスムードがたかまり可愛いツリーやサンタクロースに街路樹のイルミネーションが美しいお伽話のようです。
「聖樹(せいじゅ)」
12月25日のクリスマスに飾るクリスマスツリーのこと、この日教会では聖樹を飾り讃美歌を歌いキリストの誕生を祝う。聖誕祭、聖夜、聖菓。
「千鳥(ちどり)」
多く河原などに群生する冬の鳥のこと。数多く群れをなして飛ぶからか鳴き声からかその名がある。嘴が短くその先端にふくらみがあり趾(あしゆび)が三本だけで後趾を欠く。磯千鳥、浜千鳥、小夜千鳥。
例句
聖樹の灯心斎橋の灯の中に 石原八束
さざ波にさざれ石あり浜千鳥 松本たかし