月末定例句会11・23

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11月23日月末定例句会

今月の兼題は「小春」「寒鴉」でした。

冬とはいえ都内ではまだ紅葉の見ごろの季節です。こんな季節の変り目は俳句をまとめるのが難しいのですが、やはり句会に投句されている句も晩秋から初冬への移り変わりが難しいようです。

例えば

通学路友待つ母子落ち葉舞う

このお句は点が入り母子の慕情が素敵です。けれども、更に完成度の高い句に仕上げようと思うと、季節の変り目の難しさを感じますね。

下5の「落ち葉」「舞う」が難しいところです。落葉はすでに枝から落ちている葉のことですし、「舞う」というのは散っていることなのではないかと思います。初冬の今の季節はまだ「紅葉且つ散る」で良いのではないかと思います。「紅葉且つ散る」この季語を知っておくとこの季節にはぴったりですね。このお句の場合は5文字に推敲しなくてはならないので、メンバーの方々の間では「散る紅葉」や「散る黄葉」が良いのではないかという意見がまとまりました。

通学路友待つ母子散る黄葉

素敵な句になりましたね。

11月の高得点句ご紹介

一人旅朱印帳と巡る秋
枯れ枝に寒鴉(かんあ)ひと声たそがれて
紅葉に色を選びて鐘がなる
寒鴉避けて小走り通勤時
垣根には山茶花の咲く路地散歩

(2014・11・24)

2014年11月24日 | カテゴリー : 俳句 | 投稿者 : takako