ネット句会

インターネット句会

インターネットの画面上での選句ページコーナーから、5句まで自由に選句して頂き、「おしゃべりHAIKUの会」へ選句返信して頂くだけで、句会に参加出来ます。毎月おおよそ月末にまとめ集計し、翌月の10日前後に結果コーナーに点盛り(集計)の結果が発表されます。

テレビレッスン「エンジョイ俳句ライフ」毎月第二水曜日に開講。
毎月のネット句会の結果を丁寧に解説。
ミニ講座では俳句入門レッスン。


インターネット句会へのこだわり

この句会では、インターネットを使い投句や選句、そして、選評まで簡単に出来ます。自由にご参加下さい。(ペンネームや匿名も受け付けます。)

⇐はじめての方のお申し込みはこちらから

ご登録された方は下記からご参加下さい。

★ネット句会への投句(5句)& 選句(5句)
https://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/JFET4VCymDtxJaSr/


※ネット句会では当季雑詠自由題もしくは、兼題での投句を受け付けております。
季感が明らかにずれている俳句の投句は季節ごとの勝ち抜き戦のためお断りしておりますことご了承下さい。



今月の投句 (2月10日更新・春の戦 )

1呟きに返事さながら初音かな
2薄氷に煌めく影の少しあり

3我が家まで杜の初音の届きけり
4初音して手水のつうと垂れ落ちぬ
5天真青初音の主の飛び立てり
6薄氷の池さざ波を拒みけり
7薄氷をまたぎ始発の駅に入る
8伐採の予定の森の初音かな
9初音かなつまみ菜分けて貰ひをり
10薄氷つぎつぎ乗せる小石かな
11うっそうと鎮まる杜の初音かな
12薄氷の閉ざす気泡にある重み
13くぐもりの心映して氷面鏡
14吹き下ろすビルを巻き込む二月風
15針の目もひかりも影も針供養
16薄氷自転車置き場の薄暗く
17初音かと梢の空が呼ぶような
18傘忘れ薄氷残る道戻る
19空褪せて車輪音たて薄ごおり
20藪枯らしどこかでホーホー初音聞く
21薄氷のプレート一枚持ち上げる
22薄氷のパリッと張った犬の水
23薄氷を押せばゆっくり動き出す
24初音して机上明るくなりにけり
25初音して教師授業を中断す
26うすごほり触れし幼手あたたかし
27薄氷透けぬ一つの命かな
28薄氷を踏みて去り行く女学生
29病床の父に届きし初音哉
30棟上げの祝詞に負けぬ初音かな
31うすらいの割れ目に遊ぶ小鮒かな
32陽が射して水に戻りし薄氷
33うすらいの草葉携え動きけり
34鶯の忍び音洩らす杉木立
35裏山にひと声とどく初音かな
36足止めて森の中より初音聞く
37薄氷や夕日の落とす茜色
38薄氷や底に広がる小宇宙
39薄氷やかわりばんこに子の笑顔
40薄氷や優しき風の吹き抜くる
41薄氷を割れば光を放ちけり

42かん高くインコの答へ初音かな
43うすらいに鴎足跡のこしあり
44下萌や五百羅漢に破顔あり
45揚雲雀夫は吾守りているらんか
46こい醒めて薄氷越しに見つめ合ふ
47気構えを手水の薄氷我に問ふ
48薄氷や赤ザク黄ザクと長靴が
49初音背に大海原の魚見かな
50曙光染む病窓開く初音かな
51湯気立つ川を流れゆくうすこおり
52薄氷を壊す程度の不良爺
53二礼して拍手打たず聴く初音
54空海も初音聞きしか札所寺
55熊野への祈りの道の初音かな
56薄氷に腰低くして陽の光
57薄氷に秘密閉ざして池眠る
58初音聞き生まれし娘も三十路かな
59撥持ちて初音鼓か孫おどる
60一日の疲れ返上初音かな
61登校の靴薄氷を割り行けり
62蹲踞に松葉閉じ込め薄氷
63薄氷へそつと踏み入る好奇心
64初音かも御陵までの一里塚
65窓開けりや初音届くや母の床
   


★ネット句会への投句(5句)& 選句(5句)
https://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/JFET4VCymDtxJaSr/



★お茶会テレビ句会はこちらから
http://uenotakako.com/?p=74430



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3月の兼題【初蝶】&【青き踏む】(2月28日〆切)

★ネット句会への投句(5句)& 選句(5句)
https://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/JFET4VCymDtxJaSr/
 


【春の戦2・3・4月】


★3月の兼題(2月28日〆切。)

初蝶
春になって初めて見かける蝶のこと。

【青き踏む
中国の古俗にならい、陰暦三月三日に野に出て青草を踏み宴を催すこと。現在は、野原で青草を踏んで遊ぶこと。

他に、当季雑詠、自由題でも可ですが季節ごとの勝ち抜き戦であることをご了承下さい。5句投句5句選句です。 


<先句に学ぶ>

     初蝶来何色と問ふ黄と答ふ
                    高浜虚子

     自動車を降りて近江の青き踏む
                        右城暮石


【春の戦これまでの兼題】

★2月の兼題(1月31日〆切)【初音】【薄氷】


【夏の戦これまでの兼題】


★5月の兼題(4月30日〆切。)【初夏】【母の日】
★6月の兼題(5月31日〆切。)【梅雨】【螢】
★7月の兼題(6月30日〆切。)【雲の峰】【サングラス】


【秋の戦の兼題】


★8月の兼題(7月31日〆切。)【天の川】【蛍】
★9月の兼題(8月31日〆切。)【霧】【萩】
★10月の兼題(9月30日〆切)【秋高し】【小鳥】

【冬の戦の兼題】


★11月の兼題(10月31日〆切。)【凩】【神の留守】
★12月の兼題(11月30日〆切。)【山眠る】【賀状書く】
★1月の兼題(12月31日〆切。)【御降り】【寒椿】
 
 
 

他に、当季雑詠、自由題でも可、5句投句5句選句です。
 


1月の結果(冬の戦第三ステージ) 

八点句

集落は残り三軒山眠る        宇田川 せいち

七点句

凩や古書の匂ひの神保町       龍野 ひろし

六点句

原発を黙して抱き山眠る       伊藤はな

五点句

お茶室の躙り口より寒椿       辻 雅宏

四点句

鮟鱇の肝から配る鍋奉行       広田 洋一
凩や鑿跡荒き円空仏         龍野 ひろし
凩や合わぬラジオの周波数      井上悦男
バス停に箒一本山眠る        井上悦男

三点句

寡夫ひとり洋館の庭寒椿       青山好男
御降りに瑞気満ちたり宮の松     広田 洋一
お降りや文机の古書読み終えり    阿部 文彦
木枯らしに逆らい走るランドセル   阿部 文彦
すれ違ふ風の重さや山眠る      井上悦男
一筋の傷跡残し山眠る        広田 洋一
一灯をふかぶか灯し賀状書く     矢野敬和
冬の海石を投げても独りかな     矢野敬和
凩の果てを探して吹きにけり     矢野敬和
境内の箒目乱れ神の留守       広田 洋一
月参り神の留守とは知りながら    宇田川 せいち
凩や塾の灯りの遅くまで       龍野 ひろし
賀状書く悪筆乍ら然り乍ら      辻 雅宏
巫女に降る一篇の詩神の留守     山本佐和子

二点句

後ろ手にエプロン外すうつ田姫     伊藤はな
お降りやインコの声の透き通る     水野幸子
寒椿明日は怒涛となる予感       龍野 ひろし
御降りに白くなりゆく南部坂      辻 雅宏
寒椿散らし大地の点描画        阿部 文彦
御降りや昭和の街のアーケード     井上悦男
木枯しや警察官の黒マスク       井上悦男
寺町の防火訓練山眠る         龍野 ひろし
せせらぎは子守唄なり山眠る      矢野敬和
山眠る石垣だけの城の跡        龍野 ひろし
火を溜めし切干放つ香の甘さ      広田 洋一
タロットで吉と出た日に日記買ふ    伊藤はな
年毎に減りゆく友や賀状書く      阿部 文彦
神の留守何人喰うたと森に問ひ     神長 誉夫
凩やあっという間の八十路かな     水野幸子
凩や櫓に響く寄席太鼓         龍野 ひろし
凩の果てを探して吹きにけり      矢野敬和
凩や灯りのつかぬ老舗宿        龍野 ひろし
地芝居の台詞猛りて神の留守      神長 誉夫
柿落葉踏みて渡りし丸木橋        阿部 文彦
居留守とや貧乏神も死神も        津川 博章
神の留守一番星は早仕舞い       神長 誉夫
御座船と競いて泳ぐ鴨の群れ       青山好男
凩も散らぬ造花も独りきり        神長 誉夫
凩の夜汽車汽笛を残し去る        宇田川 せいち
神の留守もつれしままの赤き糸      津川 博章
賀状書く庭に野良着を干すままに    井上悦男

一点句

寒椿指先で舞ふ芸妓かな        龍野 ひろし
ヘッドライト異郷の細き雪の道     青山好男
数へ日や恩師の句集読み返す      広田 洋一
当番の人の揃ひて落葉掻        広田 洋一
寒椿落ちてくれなゐ失わず       矢野敬和
融け雪にひとひら紅差す寒椿      神長 誉夫
御降りや真白き羽根の地に濡れて    山本佐和子
御降りに全て今年を見抜かれぬ     山本佐和子
缶蹴りは全校五人寒椿         井上悦男
心音のぽとりと落ちぬ寒椿       伊藤はな
御降りが檜皮葺打つ音も無く      青山好男
寒椿散り急ぎたり越中井        青山好男
御降りを給ふ庭木の幹の艶       井上悦男
背を正し書く一枚の年賀状       宇田川 せいち
猛禽を懐に山眠りけり         辻 雅宏
届きゆく道の静けさ賀状書く      山本佐和子
まだ死なぬ五年日記を買ふ気力     伊藤はな
村雀さればぽっかり山眠る       上野貴子
山眠る音透きとおるオルゴール      龍野ひろし
賀状書く久しく合はぬ人多し      宇田川 せいち
山荘の窓は釘止め山眠る        伊藤はな
参道に人の影なし山眠る         阿部 文彦
白銀をまとひ春まで眠る山       辻 雅宏
星空に夢を馳せつつ山眠る       矢野敬和
丹頂にきびしき眼山眠る        水野幸子
病室の窓より眠る山遥か        伊藤はな
交番の白き自転車神の留守      井上悦男
神の留守誰が誰だかマスク顔     上野貴子
木枯らしに背を押されて里帰り    阿部 文彦
凩や愛しき人を連れ去りぬ      広田 洋一
絵馬揺れて風に鳴る鳴る神の留守   伊藤はな
凩や庵の釜の音も煮え        津川 博章
凩にめげずまたたく星あかり     伊藤はな
凩や夕餉の湯気は吹き残し      神長 誉夫
木枯し一号ボルサリーノを拐ひけり  辻 雅宏
来月にまわす願掛け神の留守     辻 雅宏
参道に人の影なし神の留守      阿部 文彦
神の留守「猪の鹿蝶」など子に教へ  宇田川 せいち
凩の戸をたたく音四畳半       青山好男
中八のごとく雨降る冬初め      阿部 文彦
鶏もどこか寂しげ神の留守      矢野敬和
凩や道路標識見ずに吹く       矢野敬和

 

  ★ネット句会への投句(5句)& 選句(5句)
https://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/JFET4VCymDtxJaSr/

★ネットテレビ「俳句TV」から毎月点盛りの結果発表
https://www.youtube.com/channel/UCxvCKp1aE7_pAWNsjr_czQQ

※ネット句会では当季雑詠自由題もしくは、兼題での投句を受け付けております。
季感が明らかにずれている俳句の投句はお断りしておりますことご了承下さい。


    ~~~勝ち抜き戦の結果・冬の戦~~~

集落は残り三軒山眠る・・・8点   

冬の戦は最後に追い抜かれて大逆転でした。最後に勝ち抜いたのは、過疎化の田舎の風景なのでしょうか。どこかほのぼのとうららかで、そして三軒というせっぱつまった感じがコミカルでもあり俳諧味のある句ですね。次回からは春の戦となります。コロナ禍での二回目の春となりますがどうなることやら楽しみです。
                         (冬:11月~1月)



~~~今月の選評~~~

鮟鱇の肝から配る鍋奉行

寒い冬の中、皆で鮟鱇鍋をしているのだろう。鍋奉行は、鮟鱇の肝から配っているというのだ。それは、鮟鱇の一番美味しい所を知っているからであり、早く皆に、温まって欲しいという、心遣いもあるのであろう

★ネット句会への投句(5句)& 選句(5句)
https://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/JFET4VCymDtxJaSr/



★3月の兼題(2月末日〆切)
初蝶】と【青き踏む】
他に、
当季雑詠、自由題でも投句可能とし、5句投句5句選句です。

※ネット句会では当季雑詠自由題もしくは、兼題での投句を受け付けております。季感が明らかにずれている俳句の投句は季節ごとの勝ち抜き戦のためお断りしておりますことご了承下さい。
 
【今月のワンポイントレッスン】

【おしゃべりHAIKU勉強会より】2021年2月

「や」「かな」「けり」の切れ字についてこのコーナーでは「奥の細道」に視点を当て勉強してきましたが、今回は2月らしい芭蕉の俳句を見てみましょう。

  むめが香にのつと日の出る山路かな・・・芭蕉

まず「むめ」は梅のこと今では「梅が香」ですね。「のつと」これは「のっと」擬音語です。そして、朝日の出る山路であることが言いたいのであろう最後に「かな」の切れ字で17文字をまとめています。勿論、この句は名句です。「梅の良い香りがするところに朝陽が眩しいほど照らす山の路である。」という句意ですね。この句の切れ字は「かな」です。最後に詠嘆の切れ字で終止付を打っています。印象付ける効果があります。情景が目に浮かぶような句です。芭蕉の時代の句ですから、文語表現の旧仮名遣いで575にまとまっています。季語が「むめが香」で春ですね。有季定型にまとめられた整った句です。では次の例句はどうでしょう。

  梅咲けばいつも別れの予感して・・・貴子

575で季語は「梅」春です。時代の違いを感じますね。江戸時代の芭蕉の梅と令和の上野貴子の梅では、句の完成度の問題ではなく、時代の違いを感じます。同時代に生きた人間の息遣いでは無いことが解ります。この句は新旧どちらの仮名遣いでもありません。
 けれども切れ字が無いだけで、この句のイメージが現代風に感じますね。このようにあえて口語や新仮名を使わなくても切れ字を使っていないだけで時代背景が現代に見えます。このような効果から切れ字は特に必要ではないのではないかと考えています。

                             (2021年令和三年二月 上野貴子)
「俳句TV」ミニ講座下記より
★過去番組ページはこちら http://uenotakako.com/?post_type=haikutv
                                  

【ネット句会後記】 

 冬の戦は八点句を頂きに終わりました。二月からは春の戦がスタートです。私たちの生活に春はまだまだですが、せめて俳句で春を詠みながら心の籠りをほぐして行きましょう。春隣、春近しは春の季語ではありませんからご注意下さい。
                             (2021年令和三年二月 辻 雅宏)


★ネット句会への投句(5句)& 選句(5句)
https://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/JFET4VCymDtxJaSr/





俳句

歳時記ブログ:桜

歳時記ブログ:桜

 

花見の行事と結びつき文学や絵画に多く登場し、古くから農作業開始の目安として親しまれてきた。今では東京では染井吉野が代表的。

平安時代以降、花と言えば桜のことで、春の代表的な花とされている。

花盛り、花明り、花影、花時、花の雨、花の山、花の昼、花の雲、花の宿、花埃、朝桜、夕桜、夜桜、若桜、老桜。

 

さくらさくら齢忘れて花盛り・・・貴子

 

 

歳時記ブログ:立春

歳時記ブログ:立春

 

陽暦では2月4日頃、節分の翌日にあたる。

暦の上ではこの日から春となる。

季節を定めるために重要とされ用いられてきた陰暦の二十四気七十二候が基準となる。

この日までが寒と言われ、厳しい寒さの中にもかすかな春の兆しが感じられる。

 

春はじめ今年は何をはじめよか・・・貴子

 

 

歳時記ブログ:新年

歳時記ブログ:新年

 

新しい年。一年の初め。

あたりの風景も人の心も、一種あらたまった感じがするのが不思議である。

年始、新玉、年明く、年改まる、年来る、年迎える、などと言う。

 

ビルを抜け朝陽の昇る年はじめ・・・貴子

 

 

 

歳時記ブログ:冬

歳時記ブログ:冬

 

立冬から立春の前日までを冬と呼ぶ。

11月7日頃から2月3日頃までに当たる。

陽暦では11~1月。

三冬は、初冬、仲冬、晩冬の称。九冬は冬期九十日間のこと。

冬帝は冬の漢名。冬の道、冬の家、島の冬、庭の冬、冬畳など種々配して用いる。

 

人生の迷路に悩み冬の道・・・貴子

 

 

› 続きを読む