早春の新作

2018年 早春の句

春早く生きものたちの地に目覚め

ホオジロかウグイスなのか梅の鳥

いつの間におなじく鳴いて谷渡り

名残り雪子猫の帰る道が無く

雪うさぎ真っ赤な目をしてまだ溶けず

町を背に追えば春星またたく間

淡雪に終わらない夢を咲かせて

何もかも忘れたくなる春あらた

聞こえないふりをしている黄水仙

梅の枝がいつもと別の方を指し

真ん中に穴あきドーナツ好文木

いくつもの呼び名持ってる梅香る

白紅のどっちがどっち梅の咲く

梅香るこんなことってあったかな

春光に誰かが誰か探してる

花辛夷ひいふうみいによついつつ

ひとことにささえられてる朧月

引き出しは一つで良いの桃の花

姉は姉妹の手を引く春の雲

またいつかこの学び舎の花の下

2017年を振返り

角川2017年版俳句年鑑「おしゃべりHAIKUの会」紹介掲載

支えられ松の齢の緑尚       上野貴子
夏雀レゲエの音符置いて跳ね   山本佐和子
ぶり大根味しみるまで針仕事   齋田友紀子
段葛春の初めに纏振る       広田洋一
葉桜は終わりに非ず始めなり    郷 芭行
扇風機今でも使う母のもの     古村英二
縁側にサンダル並べちりんちりん 土橋みゆき
風のない部屋に風鈴ひとり静か   山口美里
空割って作れる大地春の雷      麻 鳥

 

2017年12月25日 | カテゴリー :

2017年1月初句会

2017年1月22日の初句会が下高井戸の旭鮨で開催されました。

いつものメンバーに新メンバーを加えての楽しい句会でした。お鮨も美味しく頂き、御目出度く乾杯が出来て、とても幸いで~~す。