2017今月の草花

1月  葉牡丹

葉牡丹の紫雲に朝の町静か

 

【松の内とお飾り】

今日から2017年が始まります。この一月の元旦から松の内が始まりますが、この松の内とは、いったい何時までなのか、今でも紛らわしいものですね。
松の内には、お正月のお飾りを飾り祝います。そして、お正月と殆ど同じ意味に言われています。ですからお正月の三が日と松の内が日本のお正月ですね。
楽しいお正月には、門松や注連縄や鏡餅など、古くからの縁起物が沢山あります。なかでも床の間などに飾る鏡餅は、お正月様の象徴です。
そんな、お正月のお飾り、まずはいつ飾るのでしょうか。勿論、元旦までには飾り付けます。ここで縁起をかつぎたい方は、前日に飾ることは避けた方が良いと言います。そして、29日も縁起が悪いと言います。忙しいと12月の仕事納の後にしようと考えてしまいがちですが、この2つは覚えておいた方が縁起が良いらしいです。
そして、このあとにせっかく飾ったお正月飾り、今度は何時かたづけるのかです。これは良く二種類あると言われますが、まさしく未だに7日か15日か、この二通りあるのですね。
まず、7日にかたづける習慣は関東に多いと言います。良く聞きますね。ここで面白いことに、この7日にかたす関東地方では、松の内というのも7日までとされています。ですから7日にかたづけて松が明けるとお正月気分も終る訳です。
そうしてもう一つの習慣は、関西地方に多いと言われている15日です。15日にかたづけるのですから15日までが松の内なんですね。
ここで、どちらか解りづらいのが、鏡餅です。なぜ鏡餅は解り辛いかと言うと、「鏡開き」という風習がいまでもありそれは11日だからなのです。
面白いですね。鏡開きが11日ですから7日にお正月様を片付けてしまうと4日もあります。このあいだの保管方法はさまざまだと思いますが、この風習は15日までお正月の関西地方の方が松の内のお飾りをかたづけることから考えたら近いのかな?と思いますが。はたしてどうなのでしょうか。
鏡開きが先か、松明けが先か、果たしてどっちということですね。あなたは、関東地方の方ですか、関西地方の方ですか。という事にもつながりますね。
ところがです。もっとややこしいことに職業柄という分け方もあるんです。商売をされている方は、お正月の松の内を15日までとされている方が多いようです。これは、やはり大阪商人の影響が大きいからでしょう。東京などでも商店街には7日をすぎても何かしらお正月飾りが残っていたりします。お正月と言えば1月中はそうではないかとも思います。
この頃では、寒が始まると松ではないような風潮もあります。仕事初めが4日にあるので、だいたい5日ころから寒になり立春まで続くので、本当にお仕事のお休み中だけがお正月のような感覚です。
これは、確かに忙しい毎日には案外マッチするのかもしれませんね。
けれども、このお飾りのかたづけには、神社仏閣が関係してきますね。やはり、できたらお正月のお飾りは買い求めたところで燃やして頂くのが一番安心です。勿論、縁起も良いです。
ですから各地で行われる神社仏閣のどんど焼きの15日にかたづけて焚いてもらいという風習も根強くあります。
このどんど焼きは、やはりそれずれの習慣や風習で今ではかなりさまざまでしょう。それでも、関西地方だけが15日までお飾りを飾ると決めつける訳にはいかない大きな理由なのかと思います。
子供の頃に、お習字の練習をしてどんど焼きで焼いてもらいに行った記憶があります。お正月の行事として、このどんど焼きや鏡開きが、関東と関西の習慣の違いだと簡単に云えない大きな要因なのかも知れませんね。
今年も、お正月には鏡餅を飾り、さまざまなお飾りを飾り付けて縁起の良い新年を迎えたいものです。
私は、長い間15日にしてきました。7日ころからすこしずつ片して、15日にはきちんとのこらずかたづける。今はお参りに交通の便もよくなり観光兼ねて遠くまでゆきますのでなかなか松の内に買ったところにお返しして焚いてもらうことも少ないのですが、近所の神社仏閣でお土産に買ってきた昨年の干支かざりなど、お正月飾りを焚いて頂いても縁起が良いといいます。
自宅で捨てるのに忍びないような素敵なお飾りは近所で焚いて頂くのが良いのかも知れません。地元の神様に見守って頂くのがなにより安心ですね。
お正月には、お飾りだけでなくさまざまな風習があり、各地の御目出度い風物詩として今も生きづいています。新たな年を迎え、これからも日本文化を大切に大きな視野を持って伝え世界中に広めてゆきたいものですね。