ネット句会

インターネット句会

インターネットの画面上での選句ページコーナーから、5句まで自由に選句して頂き、「おしゃべりHAIKUの会」へ選句返信して頂くだけで、句会に参加出来ます。毎月おおよそ月末にまとめ集計し、翌月の10日前後に結果コーナーに点盛り(集計)の結果が発表されます。

テレビレッスン「ネット句会の予習復習」添削あり毎月第二水曜日に開講。
毎月のネット句会の結果を丁寧に解説致します。


インターネット句会へのこだわり

この句会では、インターネットを使い投句や選句、そして、選評まで簡単に出来ます。自由にご参加下さい。(ペンネームや匿名も受け付けます。)

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今月の投句 (11月5日更新)
 

松茸の香りが誘う家灯り
訪問者我が家の窓に白ヤモリ
それ行けと乙女に鞭の秋華賞
タイガース背水の陣秋の夜
自販機の窓に見えたり鰯雲
ややの眼の見開く青さ天高し
刃を持てば厨に籠もる檸檬の香
身に沁むや耳に棲みつく四十奏
名の石に影を落とすや秋の蝶
白粥の香をり輝く寒露かな
冬雲雀置いてきぼりの川の岸
真っ二つ折れて空洞大枯木
空晴れて気付けば枯れ色の木立
こだまする冬の雲雀の声うらら
一本の枯れ木が雨の跡かたる
秋の旅うらら右ヨシ左ヨシ
声も澄む路面電車の旅の朝
枯れ草にしぶときまでの温みあり
重ね着の素肌にちょうど良き外気
黒コートポケットに何か隠しもつ
地に降りて並の鳥なる冬雲雀
一心に枯木を描く老画伯
捨て案山子最期に見るは夜の星
ままごとや団栗飯を差し出され
天下取る三英傑の菊人形
冬雲雀水浸く村のボランテイア
夕陽さす水浸く里の枯木山
福耳の恵比寿大黒小六月
コンビニの水に沈める帰燕かな
新海苔の大きく挟む握り飯
おらが畑ゆつくりしてけ冬雲雀
冬雲雀落ちては揚がる川原かな
空を突く枯木の枝の勇ましや
電飾の灯によみがへる枯木かな
その姿見ばや枯木の凛なるを




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★12月の兼題(11月30日〆切。)
【年の暮】と【毛布(ケット)】


★11月の兼題(投句は10月31日に〆切りました。)
【冬雲雀】と【枯木】

他に、当季雑詠、自由題で、5句投句5句選句です。




10月の結果

五点句

瀬戸内の海に旗振るかき氷        井上悦男

四点句

馴れ初めを聞かされ溶くる氷菓かな    辻 雅宏

三点句

朝風に暦の秋を追いかけて        上野貴子

夜の秋ひとり東京ど真ん中        井上悦男

虫の音やライブの果てる夜の道      矢野敬和

女等の話の結びかき氷          伊藤はな

みちのくの風に集まる稲の花       長濱 藤樹

炎天をカキーンと砕くホームラン     土橋みゆき

海の日の海にもアスファルトにも雨    楠田玲子

二点句

いわし雲転校生は無口な子        土橋みゆき

房総の無灯の闇に蚯蚓鳴く        天野純平

出雲より梨一箱の便りかな        天野純平

アメンボの一つ一つに水輪かな      矢野敬和

青空に傾けて飲むソーダ水        矢野敬和

未告白二枚のチケット残る秋       橋詰 博

片蔭を繋ぎゆく手や共白髪        伊藤はな

看板も褪せて汚れた氷菓店        伊藤はな

ボルドーのアイシャドウ一つ秋近し    小南彩乃

つくり滝宴会場より子らの声       小南彩乃

久々の炎天ゴッホの青に澄む       楠田玲子

伝言をひとつ忘れて月涼し        長濱 藤樹

赤とんぼ入り日の中より生まれ来る    宮田洋子  

女等の話の結びかき氷          伊藤はな

なにもかもそのままにして昼寝かな    井上悦男

決意して一歩踏み出す炎天下       辻 雅宏

ひとかどの人に喪の列炎天下       辻 雅宏

尼寺に気高く咲けり白菖蒲        辻 雅宏

一点句

人恋し風に絡まる月見草         伊藤はな

茶室にも富士にも似合う月見草      土橋みゆき

乗り慣れぬ電車嬉しや鱗雲        小南彩乃

新しいスマホに映るいわし雲       土橋みゆき

秋隣セリフのやうな吐息かな       山本佐和子

海に沈むマグマの動画秋立つ日      楠田玲子

鰯雲ビルの看板飛び越えて        上野貴子

母ゆずり砂糖入れ頃秋彼岸        斎田友紀子

投釣りの放物線や鰯雲          辻 雅宏

月見草口紅の色変えた夜         土橋みゆき

棒高跳びバー越えた先の鱗雲       小南彩乃

背に日差し桶の水ゆれ秋彼岸        齋田友紀子 

レモンティー砂糖一つにほつとして    齋田友紀子   

夜に浮き怪しく光かり檸檬の実      齋田友紀子     

ノーサイド称え合ふ背に秋夕焼      齋田友紀子     

ハンドル切る落石のごと猪親子      齋田友紀子

庭隅に淡く一輪月見草(昼咲)      高橋みよ子

不揃ひのだんご十五個月を待つ      斎田友紀子

獺祭の名の酒かこむ生御魂        伊藤はな

アメンボの一つ一つに水輪かな      矢野敬和

車座の真中にありし西瓜かな       長濱 藤樹

炎天のセルフィー渋谷交差点       山本佐和子

十分の経で商ふ盆の僧          井上悦男

炎天やばてるを知らぬ鳶の者       辻 雅宏

富士の嶺に迫る雲なし秋隣        辻 雅宏

新チームの円陣一声秋隣る        小南彩乃

未告白二枚のチケット残る秋       橋詰 博  
 

秋隣旅の計画立ててみる         土橋みゆき

盆帰り青春の駅遠くなり         橋詰 博

頬撫づる風清清し秋隣          辻 雅宏

片蔭を繋ぎゆく手や共白髪        伊藤はな

秋隣スーツケースも旅を待ち       土橋みゆき

ボルドーのアイシャドウ一つ秋近し    小南彩乃

山口のザビエル塔に蝉の穴        伊藤はな

隠してた氷菓誰かに食べられる      土橋みゆき

岩陰を落とす水面に糸蜻蛉        伊藤はな

背を伸ばし風をまとわせ秋隣り      上野貴子

秋扇風を起こして電車待つ        上野貴子

看板も褪せて汚れた氷菓店        伊藤はな

赤備えつはもののすえ赤とんぼ      宮田洋子

つくり滝宴会場より子らの声       小南彩乃

久々の炎天ゴッホの青に澄む       楠田玲子

浜に出て裸足に風のまとひけり      井上悦男

炎日の揺れて解けゆくアスファルト    伊藤はな

溶けかけの薄荷キャンディー梅雨終わる  山本佐和子

夢一夜覚めて終わりは青蛙        上野貴子

青空に傾けて飲むソーダ水        矢野敬和

三伏の闇しめやかに雨の声        天野純平

筍や回覧板と来たりけり         井上悦男

いただきに白い半月残り花        楠田玲子

余花めぐり訪ねる家の見えはじめ     楠田玲子

夏椿零して行きし傘の人         井上悦男

砂浜をどこまで走る浜昼顔        上野貴子

引っ越しのトラック送り額の花      土橋みゆき

花菖蒲明日咲く色を見せてをり      伊藤はな

青空の先も青空鯉のぼり         井上悦男

出席を丸で囲んで五月晴れ        土橋みゆき 

花菖蒲インスタ映えの角度知り      土橋みゆき

花菖蒲明日咲く色を見せてをり      伊藤はな

白靴の少女まぶしや十五才        齋田友紀子

春暁のひかりを揺らす鳥の影       伊藤はな

故郷の風を封書に仏生会         伊藤はな

春一番そっと我が身を抱き寄せる     山上彗彗

 

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    ~~~勝ち抜き戦の結果・秋の戦~~~     

         瀬戸内の海に旗振るかき氷・・・五点          
       
瀬戸内海の夏の句ですが勝ち抜かれてしまいました。今年の秋はあんまりにも台風が多くて、まるで熱帯雨林のような日々だったからでしょうか。何だかレモンやオリーブを思い出す清々しい句ですね。11月にはもう冬の戦となります。(冬:11月~1月)



~~~今月の選評~~~

青空に傾けて飲むソーダ水

気持ちの良い青春賛歌の句。
いっそ<青空を傾けて飲むソーダ水>ではどうだろうか。


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 ★12月の兼題(11月末日〆切)
【年の暮】と【毛布(ケット)】
他に、
当季雑詠、自由題で、5句投句5句選句です。
 
【今月のワンポイントレッスン】


11月のワンポイントレッスン。ネット句会の投句や選句の参考にして頂けたら幸いです。

2019年11月No6

前回は、句合せを説明しました。俳句相撲とも呼ばれる楽しい句会の形ですね。
今回は、「や」「かな」「けり」の切れ字を考えてみましょう。

 俳句には切れ字と呼ばれる言葉があります。代表的な物が「や」「かな」「けり」です。
 切れ字は詠嘆感嘆を表します。けれども効果的に使うためには様々な問題があります。新旧の文法や仮名遣いが統一出来ない。切れ字で有るのか無いのかで意味が違う場合にどちらの意味で解釈したら良いのか解りずらい。などなど。
 そこで私は、この切れ字は現代ではもはや効果的ではないと考えます。字数合わせやレトリック的な要素がほとんどで、弊害さえもたらします。
 単純には「や」の場合、「~や~や~の3つ」のような場合、屋でお店の場合だってありますね。
まるで秘伝のように作句のコツとされて来ましたが、私は思い切って無い方が良い!と考えています。俳句だって現代の文芸ですから生きた今の言語を使った方が効果的ではないでしょうか。

                                    (令和元年11月上野貴子)


【ネット句会後記】

 10月31日はハロウィンでしたね。私ごとですが誕生日でした。渋谷が近くなら若者に混じって自祝したでしょう。ハロウィンは角川歳時記には載っていませんが季語として著名な俳人も詠んでいます。「ハロウィンの果てて野良猫戻る街・・・ 稲畑廣太郎」
 さあ、11月からは冬の戰です。兼題と自由句は冬の季語で作句しましょう。また、投句と選句はセットですのでよろしくお願いします
                                   (令和元年11月 辻 雅宏)




俳句

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