ネット句会

インターネット句会

インターネットの画面上での選句ページコーナーから、5句まで自由に選句して頂き、「おしゃべりHAIKUの会」へ選句返信して頂くだけで、句会に参加出来ます。毎月おおよそ月末にまとめ集計し、翌月の10日前後に結果コーナーに点盛り(集計)の結果が発表されます。

テレビレッスン「あなたのための俳句レッスン」毎月15日に開講。
毎月のネット句会の結果を丁寧に解説致します。ご予定の合わない方は個別にお好きな希望日をご予約出来ます。(希望日予約は有料3000円/月1回)

ネット講座紹介ムービー★http://youtu.be/JELk6VM_Nak


インターネット句会へのこだわり

この句会では、インターネットを使い投句や選句、そして、選評まで簡単に出来ます。自由にご参加下さい。(ペンネームや匿名も受け付けます。)

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今月の投句(10月9日更新)

大漁にトロ箱悲鳴秋刀魚かな
やせ秋刀魚焼いて細りて箸迷ひ
秋刀魚焼く小窓を覗く味気なさ
ミサイルに抗議虚しや秋の空
日本こそ仲裁に立て白木槿
熟れすぎた桃を剥いたり啜ったり
蟷螂が恋の絵馬文字這いあがる
おしろいの実を見せ合うや小さな手
路地裏に仕立て掛札こぼれ萩
読みおえし禅語解説虫時雨
前置きの長き話や秋暑し
息災を残暑見舞で知らせたり
大津絵の鬼も眼を剥く残暑かな
母にある鬼灯ならす極意かな
風立ちて破れ鬼灯墓に揺れ
車イス乳母車にも残暑かな
祖母白寿四万六千日の観音堂
鬼灯でバカねと鳴らす星月夜
残暑だと書いたハガキに汗一滴
鬼灯を買い過ぎ娘叱られる
バス停で孫を見送る残暑かな
参道の鬼灯ふわり鉢の上
味噌汁をすすり残暑の汗つたう
シミ美白お肌の手入れ残暑かな
河川敷風に残暑の名残あり
鬼灯に泣きやみこてん眠る吾子
ホオズキに果敢に挑む猫パンチ
欠席の子の机に赤いほおずき
黄昏にチューバの響く残暑かな
手遊(てすさ)びに地図帳めくる残暑かな
鬼灯の割れていつしかもう大人
ペタル踏む浅間の山に秋の雲
鬼灯を品良く飾る小町膳
大輪やゆらりゆらりと秋暑し
寺の門潜れば残暑陽の眩し
ワインの香葡萄に期すや旅続く
鬼灯を鳴らす昭和や遠し
鬼灯提灯店から店へ大売り出し
鬼灯の幻想な彩り妖し
羽雲を浮かべて今朝の空は秋
食事会静かな時はカニ料理
友人の残暑見舞いは蟹絵柄
縁側で日本の夏は蚊遣りかな
外人と東急ハンズ蚊遣り見る
食べ物の中で一番蟹が好き
波際にたわむるる子と小さき蟹
蟹あそぶ白砂青き水たまり
岩かげにひそむ蟹らとかくれんぼ
縁側にゆるりとくゆる蚊遣りかな
懐かしき蚊遣りのかほり夏の宵



  
 
一覧から5句選句して選評をお書き下さい。集計は月末〆。メールの方は下記より)

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9月の結果

五点句

恐竜の名前すらすら夏休み       齋田友紀子

三点句

夏風邪や白熊のごと寝転がる       広田洋一
手にすくう清水ひとくち汗消える    土橋みゆき
水際の木道へ降り涼を汲む        上野貴子
睡蓮の葉揺れて鯉の口開きぬ       広田洋一
かき氷下駄の赤緒にひとしずく      竹内秀夫
山清水古銭の鈍く光ある         小南彩乃

二点句

かき氷かき込みむせる浪人生       竹内秀夫
静かなる清水の端に苔光る        小南彩乃
母の文字葉書の隅のかき氷       土橋みゆき
昼ながら渓谷の闇苔清水         上野貴子
エベレストに心は飛んでかき氷      竹内秀夫
水際の木道へ降り涼を汲む        上野貴子
落ちそうで落ちぬ蚊遣りの灰なりき    辻 雅宏
山寺の東司に燻る蚊遣りかな       辻 雅宏
幼き手引いて屋台のかき氷       土橋みゆき
手にすくい五臓六腑染み山清水     齋田友紀子
夕日照る主なき花壇の白粉花       今関一郎
蚊取線香いつのまにやらひとつ星     上野貴子
かき氷あいだに手話の二人かな      辻 雅宏

一点句

きみは上ぼくは下からかき氷       辻 雅宏
静かなる清水の端に苔光る        小南彩乃
せせらぎの涼風探し不動茶屋       上野貴子
馴初めを聞かされ溶けるかき氷      辻 雅宏
山清水古銭の鈍く光ある         小南彩乃
かき氷二つのスプーン山崩し      土橋みゆき
祖母の家蚊遣りの煙なつかしく     土橋みゆき
添削のドリルめくれば蚊遣の香(かやりのか) 小南彩乃
「うらめしや」足にもつれる平家蟹(へいけがに)小南彩乃
波引けば蟹の念仏岩の影         上野貴子
沢蟹が地図を横断ナビをする      土橋みゆき
かくれんぼ蚊遣り見つけて縁の下    土橋みゆき
街灯の下で一夜の夕化粧         今関一郎

 
 

(細かい点に間違いが生じる場合がありますことをお詫びいたします。)


~~~俳句名人戦2017年・秋の戦~~~

9月の勝ち抜き句

恐竜の名前すらすら夏休み・・・5点

  秋の戦ですが長い夏のせいか8月の句が勝残りました。10月は皆様、秋らしい句を選んでくださいね。(秋:8月~10月投句)

   ~~~今月の選評から~~~


         波引けば蟹の念仏岩の影
   
波が引いて岩かげに隠れていた蟹が威嚇かそれとも獲らないでという哀願の姿を念仏と表現されたところがいい。影は陰のほうが。 

俳句

秋の七草

秋の七草の季節ですね。

秋はそこはかとなく寂し気で野山の草花が美しく哀れを誘います。

七草あげてみましょう。

萩、尾花、撫子、葛の花、女郎花、藤袴、桔梗

桔梗は昔は朝顔だったと言われますね。

秋の七草を俳句に読んでみました。

萩の花分け入り拝む鎌倉路
雲はやくどこまでゆくの花芒
撫子の小さな小犬見つめてる
藤袴背高のっぽの谷の淵
葛の花甘く香るは土手の下
女郎花夕陽に染まり暮れなずむ
色紙の一枚弾く花桔梗

どれも風流で秋らしいです。

(2017・9・2)

 

七夕の句

2017年の七夕は楽しいイベントが幾つも続きました。

七夕のそうめん流しやカジュアル茶会などにも出席。なかなか味わえない素敵な七夕でした。

 

七夕の句

短冊の糸のからまる天の川

七夕に結ぶ帰らぬ夢の後

太陽に七夕舟の雲と去る

七夕竹お茶席の真ん中に

星の河散りばめられて平茶碗

(2017・7・26)

これまでの紫陽花の句

六月になり、どこか雲が定まらない空模様ですが、梅雨入りはまだのようです。
こんな季節には紫陽花の花が他の花に比べて一段と美しく見えます。何句かこれまでの句を抜粋してみますね。

紫陽花に弾けて雨の四分音符
紫陽花に片目のままの達磨坂
馴初めは紫陽花までの六ヶ月
紫陽花の額の内なる花の蕊
紫陽花に出鼻くじかれ隠れ傘
雲を着て紫陽花硬く色含む
学舎の門へ湖畔の紫陽花路
葉に染まり紫陽花の珠まだ莟
池の淵嵐と朽ちる額紫陽花
紫陽花の昨日の姿はや忘れ
                      
                    (2017・6・7)

 

新緑の鎌倉

新緑の鎌倉

時計台鎌倉の旅が始まる

新緑の鎌倉巡り靴疲れ

古鳥居礼して潜る木下闇

夏山の迫る社の謂れ聞く

朱の鳥居稲荷神社に不如帰

常磐木の落葉踏み締め鎌倉路

三日月の夜空の広く生ビール

(2015年新緑の鎌倉)

桜・2017

2017年の桜は東京では予想よりも3日早く咲き始めました。

その後は、あまりお天気の日が続かず「花冷え」「花の雨」「花曇り」といったところです。

それでは、これまでの「桜」の名句を鑑賞してみたいと思います。

どなたでもご存知の有名な句が多いですね。

●「花」を詠んだ名句

さまざまなこと思ひ出す桜かな      芭蕉

泣に来て花に隠るゝ思ひかな       蕪村

夕ざくらけふも昔に成にけり       一茶

ちるさくら海あをければ海へちる   高屋窓秋

まさをなる空よりしだれざくらかな  富安風生

花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ    杉田久女

山又山山桜又山桜         阿波野青畝

ざらざらと櫛にありけり花ぼこり  阿部みどり女

夜桜やうらわかき月本郷に      石田波郷

したたかに水をうちたる夕ざくら 久保田万太郎

夕桜あの家この家に琴鳴りて    中村草田男

花あれば西行の日とおもふべし    角川源義

なぜここにゐるがふしぎな花筵   能村登四郎

 

 

花と言えば桜

もうすぐ桜の季節がきます。

俳句では花と言えば「桜」を言います。

勿論、春の季語ですね。

今日は桜の俳句を探してみました。お花見の前の参考にされて下さい。

さまざまの事おもひ出す桜かな・・・・・松尾芭蕉

花に遠く桜に近しよしの川・・・・・与謝蕪村

散る桜残る桜も散る桜・・・・・良寛

さきみちてさくらあをざめゐたるかな・・・・・野澤節子

したゝかに水をうちたる夕ざくら・・・・・久保田万太郎

夜桜やうらわかき月本郷に・・・・・石田波郷

桜散る散るを現の船出とし・・・・・上野貴子

 

 

 

青葉抄H28年

青葉抄  平成二十八年

花水仙白波寄せる浜臨む
去年今年忘れてならぬこと多し
初雪を垣根に咲かせ朝が来る

母の後幼の残る花菜畑
春はじめかすかな風に鳥目覚め
父の背を越せぬ娘に梅の散る

朝夕な桜夜桜花吹雪
すみれ草木立の影に朝陽受け
満開の極みをとどめ花の雨

藤棚の下に夕陽の影落ちる
蝶かしら光の色か昼ひなか
五月晴風を真っ正面に受けて

初夏の風水平線を引き寄せて
蕗の葉の見る見る開く虫の屋根
獅子頭二重の鳥居奥に坐す

梅雨時雨傘もささずの道祖神
紫陽花の水滴弾く四分音符
夕焼けに明日は天気と夕鴉

木漏れ陽を溢れて止まぬ蝉時雨
夕顔に陽の暮れかねて風も無し
支えられ松の齢の緑尚

朝顔のしぼんで迫る晴れた空
榾の先塩辛とんぼすまし顔
水たまり秋を見つけて飛び跳ねる

暁に蟋蟀一匹草の主
馬ならず人も花野に歩を止める
泣く声の止んで幼のお萩食む

青さんま北の脂に火の粉飛ぶ
尾花伸び水濁るほど川の鳴る
朝風と隠れん坊して小鳥来る

ひかりへと寄り添っている冬木立
ワイパーに枯葉の積もる路線バス
染まる葉のひと葉ひと色鷹の空

2016年12月24日 | カテゴリー :

青葉抄H27年

青葉抄  平成二十七年

振り返る事のみ多く年の果て
浮寝鳥水面に微か葉舟かと
祈りの灯綺羅星となる聖夜祭

目出度さをお重に詰めて年はじめ
絵双六上りを決めて諦めず
小豆粥夫の笑顔が吉を呼ぶ

朝風に追われて歩く春淡し
バレンタイン近づき夫の寝顔見る
魂の底の血潮か春はじめ

前線の予想駆け足花の雲
鳴けば鳴き姿の増えて経読み鳥
満開の花の一片定期入れ

花の蕊萼を頼りの宵の雨
古草の混じり川辺の草青む
パンケーキ焼けてうららか日曜日

水たまり跳ねて苦笑の雨蛙
親鹿に真似て子鹿の草むしり
夏豆の塩加減ほど雨しとど

風鈴のガラスの音色宵迫る
夏極み暦を忘れ終わりなく
みんみんの命短き季節生く

十五夜に親子か二匹白兎
この先の坂は険しく曼珠沙華
いつまでも母の手を振る鳳仙花

露草のぬらす靴紐スニーカー
鶺鴒の小波さざ波くもの波
宙移り夜の長々と冬至まで

聖夜の灯心にひとつ贈り物
今日までも今日からも感謝冬の朝
極月の土手の小石を空へ投げ

2016年12月24日 | カテゴリー :

青葉抄H26年

青葉抄  平成二十六年

クリスマス明日へ見果てぬ夢探す
柚子湯して指で数える余す夜
鱈鍋の肉の締まれば北訛り

初春に濁世(じょくせ)を清め空晴れる
屠蘇袋静かに開けて邪気除ける
身を正し朝陽を迎え淑気満つ

早蕨の伸びて沢風におはよう
白梅の莟の声を日々記す
淡雪に消されてもこの道を歩く

カレンダー捲り八十八夜来る
紋白蝶せせらぎの音を陽と過り
頬白の影と光りを葉から葉へ

箱根路を登る新緑一号線
冷茶飲む古茶か新茶か二の次に
幼子の声軽やかに町みどり

棘のある一語かえされ白扇子
生ビールジョッキまで冷え宵の店
紫陽花の隣に停まるベビーカー

向日葵の空の天井雲が裂く
そうめんの水にさらりと風を呼ぶ
蝉鳴けば風が言の葉騒めかす

虫の声移りてつなぐ夕間暮れ
ビルとビル無機質な影夏終わる
朝顔と言えば絵日記戦後の子

十六夜のスーパームーン町の空
赤蜻蛉水面へ水輪池の空
母と子の林檎の皮を剥き比べ

目が覚めて夢か現か朝時雨
沈みゆく夕陽追掛け初紅葉
何話す訳でもなくて蜜柑剥く

冬はじめ解禁のボジョレー開ける
腕時計少し遅れて銀杏散る
寄せ鍋に進む晩酌宵の星

2016年12月24日 | カテゴリー :

青葉抄H25年

青葉抄  平成二十五年

黄落の秩父神社の宵早し
腕時計気にして見てる冬帽子                             
聖夜祭夢の欠片の灯をともし

巳年開け逸るひとひを初茜
初句会晴れた空まで声通る                             
冬りんご書斎に一人お留守番

化粧水小瓶に残る春はじめ
芽キャベツの甘さ色濃く朝忙し                             
走り来る早春の大地の目覚め

目黒川花から花へ花の橋
満開を早めて過ぎる花の風                            
春の水ゆるりと海へ多摩下る

花の屋根極楽浄土とはこんな
蛇穴を出れば突然風強し                             
莢豌豆莢取る間さえ気忙しく

たかんなの力みるみる葉をつける
見下ろせば新緑の海へと続く                             
葉に染まり紫陽花の珠まだ莟

鍋の火を止めて蚊の飛ぶ通り雨
待ちぼうけぽつりと傘をさす梅雨                            
雨垂れの一日長く夏至過ぎる

パセリ手折る一人のランチメール読む
滝の音吸込まれゆく山の水                             
虹と虹降りる袂の岐れ道

朝顔のつぼみ見つける蔓の先
輪切りのレモン浮かばせてクリスタル
雨粒の落ちてどこかで遠雷か

淋しさは秋の気配か夕ぐれか
このままですむ筈がなし柿を剥く
姉は姉里の我家に虫時雨

ピーナツを割れば夜更けの鳴き烏
吹きまくる風に負けじと花芒
結局は言われて気づく実南天

噛み締める房を数えて蜜柑食む
てるてる坊主富士を湖上に紅葉散る
湖畔より社へ昇る冬霊気

2016年12月24日 | カテゴリー :
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