ネット句会

インターネット句会

インターネットの画面上での選句ページコーナーから、5句まで自由に選句して頂き、「おしゃべりHAIKUの会」へ選句返信して頂くだけで、句会に参加出来ます。毎月おおよそ月末にまとめ集計し、翌月の10日前後に結果コーナーに点盛り(集計)の結果が発表されます。

テレビレッスン「ネット句会の予習復習」添削あり毎月第二水曜日に開講。
毎月のネット句会の結果を丁寧に解説致します。


インターネット句会へのこだわり

この句会では、インターネットを使い投句や選句、そして、選評まで簡単に出来ます。自由にご参加下さい。(ペンネームや匿名も受け付けます。)

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今月の投句 (9月10日更新)

秋隣スーツケースも旅を待ち
ボルドーのアイシャドウ一つ秋近し
夕焼けも小腹空く道急ぎ足
午後三時買い物帰りの氷菓美味
差し入れの氷菓に伸びる腕腕腕
新チームの円陣一声秋隣る
夜の秋ひとり東京ど真ん中 
屋上からギターのAm(エーマイナー)秋風近し
秋隣旅の計画立ててみる
迎えられ氷菓に添えた花一輪
幼稚園お迎えまでに氷菓食べ
隠してた氷菓誰かに食べられる

夕焼けに君連れ古都の散策へ
盆帰り青春の駅遠くなり
故郷や鈴虫合わせハーモニカ
未告白二枚のチケット残る秋
秋の雲紅きは日暮れ長引かせ
まだあついわねだけで別るる顔見知り
秋霖やひかり零さず畳む傘
しらんぷりしてもなかよし吾亦紅
日が落ちて風の匂いは秋隣り
看板も褪せて汚れた氷菓店
獺祭の名の酒かこむ生御魂  
岩陰を落とす水面に糸蜻蛉
山口のザビエル塔に蝉の穴
朝風に暦の秋を追いかけて
背を伸ばし風をまとわせ秋隣り
また一歩自分の足で秋を行く
秋扇風を起こして電車待つ
珈琲フロート溶けないうちにスマホ
アメンボの一つ一つに水輪かな
虫の音やライブの果てる夜の道
しとど降る雨に蜩鳴きにけり
夏草や露こぼれざる散歩道
カラフルな傘を咲かせる秋の雨
みちのくの風の集まる稲の花
車座の真中にありし西瓜かな
ちちははの揃へる墓に参りけり

伝言をひとつ忘れて月涼し
雷渡る山の神社の避雷針
馴れ初めを聞かされ溶くる氷菓かな
氷菓来て中締めとなる宴かな
富士の嶺に迫る雲なし秋隣
頬撫づる風清清し秋隣る
用水の水きらきらと秋隣
炎天をカキーンと砕くホームラン
炎天のセルフィー渋谷交差点
溶けかけの薄荷キャンディー梅雨終わる 
なにもかもそのままにして昼寝かな
瀬戸内の海に旗振るかき氷
十分の経で商ふ盆の僧
つくり滝宴会場より子らの声
炎日の揺れて解けゆくアスファルト
片蔭を繋ぎゆく手や共白髪
女等の話の結びかき氷
夢一夜覚めて終わりは青蛙
海の日の海にもアスファルトにも雨
久々の炎天ゴッホの青に澄む
青空に傾けて飲むソーダ水
決意して一歩踏み出す炎天下
ひとかどの人に喪の列炎天下
赤備えつはもののすゑ赤とんぼ
赤とんぼ入り日の中より生まれ来る

 


 


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8月の結果

四点句

瀬戸内の海に旗振るかき氷        井上悦男


三点句

炎天をカキーンと砕くホームラン     土橋みゆき

海の日の海にもアスファルトにも雨    楠田玲子



二点句

女等の話の結びかき氷          伊藤はな

なにもかもそのままにして昼寝かな    井上悦男

決意して一歩踏み出す炎天下       辻 雅宏

ひとかどの人に喪の列炎天下       辻 雅宏

尼寺に気高く咲けり白菖蒲        辻 雅宏

 

一点句

つくり滝宴会場より子らの声       小南彩乃

久々の炎天ゴッホの青に澄む       楠田玲子

浜に出て裸足に風のまとひけり      井上悦男

十分の経で商ふ盆の僧          井上悦男

炎天のセルフィー渋谷交差点       山本佐和子

炎日の揺れて解けゆくアスファルト    伊藤はな

溶けかけの薄荷キャンディー梅雨終わる  山本佐和子

夢一夜覚めて終わりは青蛙        上野貴子

青空に傾けて飲むソーダ水        矢野敬和

片蔭を繋ぎゆく手や共白髪        伊藤はな

三伏の闇しめやかに雨の声        天野純平

筍や回覧板と来たりけり         井上悦男

いただきに白い半月残り花        楠田玲子

余花めぐり訪ねる家の見えはじめ     楠田玲子

夏椿零して行きし傘の人         井上悦男

砂浜をどこまで走る浜昼顔        上野貴子

引っ越しのトラック送り額の花      土橋みゆき

花菖蒲明日咲く色を見せてをり      伊藤はな

青空の先も青空鯉のぼり         井上悦男

出席を丸で囲んで五月晴れ        土橋みゆき 

花菖蒲インスタ映えの角度知り      土橋みゆき

花菖蒲明日咲く色を見せてをり      伊藤はな

白靴の少女まぶしや十五才        齋田友紀子

春暁のひかりを揺らす鳥の影       伊藤はな

故郷の風を封書に仏生会         伊藤はな

春一番そっと我が身を抱き寄せる     山上彗彗

春暁のひかりを揺らす鳥の影       伊藤はな

 

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★ネットテレビから毎月点盛りの結果発表
https://youtu.be/pZiViLDUAsM


   ~~~勝ち抜き戦の結果・秋の戦~~~

         瀬戸内の海に旗振るかき氷・・・四点          
       
瀬戸内海の夏ですね。小豆島や宮島を思い浮かべますが、実際の作者はどこを詠まれたのでしょうか?案外、尾道辺りかな?なんてかき氷の端がひらひらと海風になびいている光景が浮かび、夏らしさを感じます。猛暑が厳しい9月にはまだまだ夏の句が勝ち残りました。(秋:9月~11月)



~~~今月の選評~~~

炎天をカキーンと砕くホームラン 

胸の内までスッキリするカキーンの音がきこえます。蒼空に飛ぶボールと汗の光が見えます。野球少年の顔が映像として見える。カキーンの音が、五感全てで受け止められる。
炎天の季語が生きいきとした秀句と思います。




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【今月のワンポイントレッスン】

9月のワンポイントレッスン。ネット句会の投句や選句の参考にして頂けたら幸いです。

2019年9月No4

前回は、俳句の575を整えて詠むためにはすべてを平仮名にして数えることを説明しました。
今回は、俳句の季節を考えてみましょう。

俳句は575で季語を一つ読み込むと言われます。
日本語には日本の風土に根付いた言葉の季節があり、自然との共存がその言葉の根底にあります。
そして、この季節は春から始まります。そして、冬で終わります。

ところがそこに、俳句では新年という季節があります。これは現代では俳句だけではなく日本語の言葉に必ずあるのですが四季折々の自然の言葉の暦との新旧のギャップを埋めるためです。
ですから、今のグレゴリオ暦にそって、お正月を新年として一つの季節を四季に加えて季語を考えれば良いです。

所謂、四季の移ろいが美しい日本の季節感は、春夏秋冬ですね。当然俳句でも四季の季節感で言葉を季語に選んでいます。解り辛い場合には季寄せや歳時記で確認すると良いです。

普段見過ごしていますが、これはお正月の言葉には必ず(季=新年)というように記載されていて国語辞典でも充分解りますが、ずっしりと重く持ち歩くのに不便ですから俳句には季寄せをお進めします。

                                    (令和元年9月上野貴子)


【ネット句会後記】

 このネット句会も新しい参加者を迎えています。投句を休むことなく、そして選句も怠らず盛り上げていきたいと思います。
 8月の兼題に「秋隣」が出されましたが、作句しているうちに秋が、春や夏、冬に置き換わっても詠めてしまうということになり、所謂季語が動くという状況に陥りました。確と隣り合わせの季節を感じられる句をつくる難しさを思い知らされたのは私だけでしょうか。
                                   (令和元年9月 辻 雅宏)




俳句

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