8・19俳句記念日

2017年度俳句記念日俳句募集は7月31日をもちまして終了致しました。沢山のご応募ありがとうございました。
 祝・2017年度目標400募集達成!・・・最終応募総数503

2017年度俳句記念日イベントが今年も三軒茶屋で開催されました。
今年は「8・19俳句記念日大会&和文化祭り」と称し審査員の先生方を和文化の関係した分野からお願いしての俳句大会となりました。そこで、賞の数が4賞から6賞に増え、選句の方法もベスト10式になり、受賞者の方も喜んで下さっております。
来年も向けて、さらにより良い俳句大会に、そして、より楽しいパティーにと努力して参ります。
これからも俳句記念日を宜しくお願い致します。

これから2018年度8月19日俳句記念日大会の俳句募集を開始致します。皆様、奮ってご応募下さ~い。


2016/8/19FaceBook俳句大会では皆様の自由な発想の句を随時FaceBook上にて募集しています。
http://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/YwYDA8XM1BCjMF5c/


  FaceBook俳句大会

2016年8月12日を持ちまして2016年度の募集を締め切らせて頂きました。ご応募有難うございました。 
2016記録ムービー https://youtu.be/78F0-Ws8UYI

2015記録ムービーhttps://youtu.be/kiRq_Wpd7PI


2017年度8月19日FaceBook俳句大会イベント開催に向けてすでに応募が集まっております。
楽しい家族のイベント、お誕生日などに、是非、素敵な俳句を詠んで下さい。そして、その記念に是非ともご応募して下さい。心よりお待ち致しております。


FaceBook俳句大会イベントページ
2014年以前のuenotakakoMyページ
HAIKUgallery
2015年度8・19俳句記念日FaceBook俳句大会


今年も8・19俳句記念日FaceBook俳句大会のご応募が締切られました。
今年は何とか目標の300句をこえたご応募があり、心から喜んでおります。
それでは応募総数362句8・19俳句記念日FaceBook俳句大会各賞の発表で~~~す。


★スペシャル選者藤田三保子大賞
エントリーNo215
宮川 夏 「夏草を踏んで少年バク転す」

★特別選者水越浩幸大賞
エントリーNo243
齋田友紀子 「ぶり大根味しみるまで針仕事」

★FaceBook俳句大会大賞
エントリーNo138
山本佐和子 「夏雀レゲエの音符置いて跳ね」

そして、大詰めです。この大会のメインであります映えある8・19俳句句記念大賞

★8・19俳句記念日大賞
エントリーNo343
古村英二 「扇風機今でも使う母のもの」

 古村さんおめでとう御座いま~~~す。





以上が2016年度の8・19俳句記念日FaceBook俳句大会の4賞です。

受賞された皆様おめでとうございます。会場にはスペシャルゲストの藤田三保子さんがお越し下さり華やかなパティーとなりました。

来年度もまた8・19俳句記念日FaceBook俳句大会を楽しみにお待ち下さ~~~い。!
                   
                                    (2016・8・20)
                              
~~2016年8月19日俳句記念日FaceBook俳句大会への投句一覧~~

1「苦難」と書いて「せいちょう」と読む  
2賑やかに秋風誘う蝉時雨         
3せわしなく行き交う蟻も夏しのぶ     
4鉄釜の沸き立つ音に秋見ゆる       
5俳句の日五七五で花えらぶ        
6鎌倉の秋の気配を海に聞く        
7かぼちやを生地に織り交ぜパン作り    
8女ひとり昼の楽しみ無花果の実      
9秋山女七匹釣れば釣納め         
10禁猟に秋の七草毛針巻く         
11竿納め秋の七草夢続く          
12コスモスのかすりもしない俳句会     
13藤袴朝露飲んでしのぐなり        
14女郎花コオロギ鳴いて秋づくし      
15栗ごはん待ち人来たるうれしさに     
16秋の夜俳句TV拝見し           
17芋食べて俳句TV楽しき夜         
18水越の息子はすごい天才だ        
19水越は教育上手ないいパパさん      
20ぱすぽーとひがしくるめにひつようか   
21見積りが遅れてゴメン待っててね     
22秋の夜読書しながらお茶すする      
23急かされてためた仕事の夜鍋する     
24美智子妃の笑顔を胸に空の青       
25特養のサロンに琴の音秋に入る      
26六段の調べゆかしく秋闌ける       
27怒涛散るつるべ落としの島の秋      
28網笠の女のうなじ阿波踊り        
29渦潮の崩れ白波神の留守         
30天たかし別の思案の鳴門渦        
31パリの空朝陽に映えるコンコルド     
32マカロンでおしゃべりしよう長き夜    
33裾さばき稽古に励む秋の夜        
34おちばふむ 君の鼓動に どこか似て   
35落葉焚き夫婦の年輪あったたかい     
36クリスマス幸せか否か推し量る      
37サンタさんメタボが眩しい季節かな    
38交友の広さが分かる年の暮れ       
39クリスマスみんなの笑顔と笑い顔     
40お地蔵に背を見せ並ぶ風車        
41母と子の吹けばくるくる風車       
42娘からウィスキーボンボンバレンタインデー
43バレンタイン山積みの義理チヨコに怯む  
44初荷待ち目出度く初買ひ初野菜      
45梅の春声上げる子を天へ抱き        
46東風が吹く春日大社に若芽待つ         
47山歩き五感で心も温まる            
48雛祭りお内裏様はイケメンだ          
49雛祭りお内裏様で春休み           
50菜種梅雨体調くずす気をつけて          
51童歌心もかえる花嵐               
52菜種梅雨香る旅路の巡り逢い           
53芭蕉庵おたまじゃくしに風光る          
54菜種梅雨桜の花びら心配だ            
55フキノトウ出た芽に涼しい春の雨         
56縁日で今年も華やぐ飾りかな           
57枯れ葉舞い雪化粧した山眠る           
58山眠り春の訪れ待ちわびるかな             
59山眠る私も眠るさんがにち            
60干支飾デザイン豊富初詣             
61初句会初めてづくし無知を知る              
62低く飛ぶ燕に傘の用意する            
63段葛(だんかずら)春の初めに纏振る       
64朝東風に面を上げたるサラリーマン        
65いつの間に隙間より黒黴はえる           
66冷蔵庫隅の食パン黴青し                     
67旅先のお天気を見て夏帽子             
68夏帽子兜のごとくつばを背に           
69大地揺れはやくも葉桜と憂え           
70葉桜にそっと隠すか恋心             
71花筏湖面を競って吹きにけり           
72幼子の散る花びらと鬼ごっこ           
73花はなぜ短命と知り華やかに           
74わらべの手逃げるはなびら受けにけり       
75こぞの春本からこぼれるしおりかな        
76お喋りに時間を忘れ余花の雨           
77空を割り作れる大地春の雷        
78春眠りたとえ天地が崩れても       
79在りし日の夢の片鱗大揚羽        
80虫だしの雷に目覚めて夜半の閨(ねや)  
82百日草植えて花咲く月日待つ        
83掌に汲む春水のほろ甘く          
84青葉木菟風が棲みつく神楽殿        
85葉桜の空のすきまの天気雨          
86残る花そよ風受けて静かなり     
87春光や青葉光に透ける空         
88残る花緑の中でなお映える        
89風光る街の人皆友の様              
90街歩く人の笑顔と風光る         
91風光る野原をかける童たち         
92花曇天狗の下駄で雲上へ           
93散らぬとて未完の嘘の残花あり     
94たんぽぽや哭かない獅子の冠かむり     
95ボス猫の瞳の奥処(おくな)子猫の目    
96春泥の染みを然りと靴白し           
97桜東風シャンプーの香と少女行き     
98ひっそりと散りぎわ色増す山桜          
99夜さくらに心揺らされ帰り道           
100咲く花に待ち焦がれたと今告ぐる    
101雀子の巣立ち楽しやまた淋し      
102窓の外飛んで行くよな新緑       
103夏めいて古都鎌倉に仏の目       
104五月晴れ足取り軽く鎌倉や(判者として投句)
105夏めいてもののふ思う覚園寺      
106夏めいて薬師をさがす古都の道     
107平成時いざ鎌倉と万緑へ        
108睡蓮に完璧主義の仏坐す         
109かつて地に戦火燃えし天清和       
110土器を産土に割る天地夏               
111後ろ髪曳きて蓮の古都笑う       
112五月晴みなで団欒ティーパーティー   
113卯の花腐し炒めて増えるAGE      
114まんまるいウツギの莟み雨にゆれ    
115夕焼けか赤トンボにまだ早い      
116夕焼けの濃さより美味しい赤ワイン   
117夕焼けやマイマイ顔出す棚田道     
118手を延ばし太陽つかむ夏の空      
119金婚か桜並木を寄り添ひて       
120葉桜は終わりに非ず始めなり       
121芝桜其々意思の有る様な          
122露天風呂客の振りする花筏            
123夜桜を天井とする露天風呂         
124湯治場の花見は寝湯と洒落にけり     
125微風に花のもてなす鄙の宿        
126散る花を乱し舞ひ上げバイク行く     
127花の雨ビニール傘を叩きけり      
128梅雨晴間鳥の卵を見つけたる    
129朝焼けと青空の際輝きて        
130レスキューの蜘蛛舞い降りて床急ぐ   
131柿若葉父逝きし日の目のやり場       
132高々と叩き損ねし蚊の浮遊             
133鶏小屋の朽ちし跡より今年竹          
134通夜といふ人生の駅夏きざす           
135梅雨の夜に明日への光見つけたり   
136紫陽花や葉裏に残し滴あり      
137五月雨に手桶も重く墓参かな      
138夏雀レゲエの音符置いて跳ね     
139白南風や明けた空飛ぶ星の砂      
140風呂上りさくらんぼ入れサングリア   
141小さき手小さなき口にさくらんぼ    
142白南風にジューンブライドベールゆれ  
143白南風の心得し儀やブーケトス     
144さくらんぼ丸ごと口に放り込む     
145寄り添ひて種と種なりサクランボ    
146白南風が波を追いかけやって来る    
147合歓の花咲ひて儚く散りて夢      
148さみだるる時流れだす小夜子の忌    
149太宰忌に犬がくしゃみの文系座     
150北の空水もしたたるさくらんぼ     
151梅雨の月なれど手元に灯借り      
152濃紫陽花太古の空を思いけり      
153世阿弥忌の瞳の細き女面        
154三日月に見つめられゐて世阿弥の忌    
155芸術は狂気にも似て世阿弥の忌      
156黒南風や狂えばそれも面白し       
157カンナ咲く線路の火花下に見て     
158さくらんぼきらきら光る雨雫      
159夏帽子海の色をば取り込めり       
160門さきの空を見上げる百合二輪      
161短夜の夢の始まり忘れけり       
162夕焼けに手を振る亡父のシルエット
163空見上げ晴れると信じ夕焼ける
164滝しぶきなんだかわたし芽吹きそう    
165言いたい言葉丸のみにする梅雨寒     
166梅雨しとど胸の原野で鳴る時計      
167薔薇に棘夢の数だけある挫折       
168義理で逢う白玉まるくかるい嘘      
169朝早に項垂れる顔嬉雨忘れ        
170梅雨の憂さ晴らす時代劇かな       
171電線に雀の並ぶ梅雨晴間         
172蜜豆や多彩の中に黒き豆         
173蜜豆や缶詰冷やし友を待つ        
174幼子を手の平に乗せ泳がせる       
175古希過ぎて泳ぐ婦人の速きこと      
176夕立に雨宿りの縁結びけり        
177夕立に煙る対岸遠く見ゆ         
178イギリスの薔薇横浜に開きけり      
179草抜きて匂ひ積上げ日の暮れぬ      
180風鈴や南部からの音絆(つな)ぎゆく     
181夕焼けの山の向こうに誰が住む     
182さみだるる手桶も重く坂登る      
183クッションと風に抱かれて午睡かな   
184騒音を消すかの如く蝉が鳴き      
185寝転びて息深くつく草いきれ      
186紙つなぐ機械の模型夏期講座      
187青蜻蛉水車を回し飛び去りぬ       
188向日葵や朝日を浴びて動かざり     
189鉄棒を教えし我師蝉時雨       
190思い出す江戸風鈴に祖母の声     
191風鈴を食むかのごとしチアシード   
192朝焼けに病床の母目を覚ます     
193みちのくの南部風鈴街守る      
194朝焼けの白壁染むや五時の鐘     
195朝焼けに小鳥が遊ぶ影追って     
196風鈴の振れ玉響を磨きけり      
197朝焼けの君に投げたいモンスターボール 
198風のない部屋に風鈴ひとり静か     
199朝焼けをたくさん吸って我が身澄む   
200鈴の風夏よ終われと耳ふさぐ     
201ごほうびは朝焼けの赤卵焼き     
202どこからか聞こえし父の屁風鈴    
203亡き祖父とよく似た耳に夏帽子    
204風鈴が俳句読むなり五・七・五    
205朝焼けの儚さ映す幼き日       
206舟歌の全音符描く梅雨水輪      
207火遊びは好きだが今日の水遊び    
208ひまわりの出来ぬ約束してしまう   
209絶滅の日本うなぎを喰っている     
210涙ふる逝きし娘の夏の夜       
211茗荷の花大樹とともに咲いてをり   
212七夕の仕舞ひ忘れた赤い糸      
213海舟の未来図望む夏の富士      
214一湾を手中に収め遠泳子       
215夏草を踏んで少年バク転す       
216願わくば浄土の切符夕祓          
217青々と父の翳ひく釣忍        
218赤きばら白きばら皆五月雨るる     
219大仏の眼笑っている薄暑かな           
220われもまた過客なりしや虹仰ぐ          
221桐の花滅びし者の城の跡          
222縮れ花雄蕊を囲む百日紅          
223網戸より草の香の立つ夕べかな          
224向日葵や朝日を浴びて動かざり         
225朝焼けや富士の頂き赤く染め         
226風鈴の風カーテンも揺らしけり       
227陽だまりに犬の横たふ梅の庭          
228舗道道山へと雉の奔りゆく        
229夕焼に親子帰りぬ向ふ岸            
230三味線の音ゆるゆると春の月             
231瞑む鶏しばし動かず夏の午後      
232極暑の夜プールサイドで心癒す     
233夏まつり水あびしてる若い衆      
234みづひきの花を見なんと花眼よす    
235くまモンのシールが消えた西瓜棚    
236まいまいが身体を伸ばす吉野山     
237非通知の電話で起きる夏の夜      
238御降りに老松の香と土の香と     
239引き締まる空気透明に大旦      
240今年こそ今日からこそと詣なり    
241小春日や石段のぼる母と子よ     
242千歳飴も袂も濡れ雨上がる      
243ぶり大根味しみるまで針仕事     
244息白し帽子目深かに遊ぶ子ら     
245年送る送りし友の多くなり      
246クリスマス街賑わえど一人鍋     
247窓越しや雪合戦頬頬頬(ほおほおほお)
248雪籠り心も籠り夫恋し            
249雪止まず蕾哀れや日は暮れて       
250ビードロに光集めてヒヤシンス       
251風光り万物つつむ再始動           
252のら猫が仔猫二匹と日だまりに              
253蝶狙う猫を追う犬探す子よ            
254白山の残雪光るかなたより           
255春満月むらさきに富士染めにけり         
256彼岸寺桜の蕾かぞえたり            
257帰る雁くの字になって北へ北     
258この指輪あなたにあげる春佳き日   
259若冲の色の深さや木の芽山      
260ミモザ手に妻たちの声夜更けまで(国際婦人デエーの日に)
261濃淡のパッチワークなり芝桜     
262風抜けて時流れ出す夏館       
263滑り台いっ気に忘れ子供の日     
264あぢさゐの移りゆく色に恋重ね    
265黒南風にジューンブライド笑かえし  
266帯を解き汗の手入れの宴あと     
267蝉の声泡のひろがり平茶碗      
268ばいばいと君が手を振り夏はゆく   
269敗戦日凛と佇む武相荘        
270橡の実の落ちたる後の無音かな    
271高原の小さしてとんぼ発ち      
272この時と定めて咲きし彼岸花     
273夫の忌の葡萄酒の香と語りたし    
274木々そよぎ色付け染めね秋の声    
275旅先の君が訃報や十日菊       
276航跡を名残惜しむや秋の風      
277草の穂や願いを込めて名をつけて   
278秋風の運ぶ汽笛に旅誘い       
279牧の秋羊の群れを数えたり      
280菊膾ようやく解る苦味かな      
281厠より火事と見がまふ柿紅葉     
282初紅葉ひらりと舞うておさげ髪    
283動脈に付加されながら夏は逝く    
284鯰食べ昼寝している土用かな     
285大和路を真っ赤に燃やす夏の月    
286一筋の汗と涙と恋覚ゆ        
287夏帽子何とか値切ったお気に入り   
288堕落論捲りて永し原爆忌       
289亡き会いたさ募る夏の空      
290天の川亡き娘思う親心         
291微笑えんだ線香花火が亡き娘     
292短命も生き方次第夏休み         
293飲みきるよ夏のビールとハイボール   
294蝉の声鳴き声変わる長き旅          
295花火見る初めて繋ぐ右て出す                
296朝焼けをたくさん吸って我が身澄む
297風鈴が川柳読むなりおもしろし  
298炎天下そよ風きたりなお暑し   
299打水にほっと一息山里も     
300悠々と陽ざしを吸って青葉かな  
301秋に入り一歩踏み出し鎖編み     
302原色は太陽の色仏桑花         
303笑茸迷子になったかもしれず            
304笑茸大人三人の迷子です            
305梅雨の月踊ればサロメめく女        
306暗室にたばこの香り梅雨の闇           
307くるくると光を絡め女郎蜘蛛          
308眠られぬ街の喧騒熱帯夜            
309サイレンが街つきぬけて熱帯夜      
310天水荘夜は光り出す海月たち            
311結界を張る三台の扇風機           
312鬼茄子美人に化けてとげとげし         
313一山の露をひきよせ烏瓜            
314サルビアの赤憂鬱なる中年期          
315人生の悲喜劇カンナあかあかと         
316大暑かな孔雀の冠萎えはてて         
317夕されば魔物めく森天狗茸              
318百合かおる木々を映せし水鏡          
319街中に飛び交う電波蓮開く             
320春昼の無限のあわせ鏡かな              
321百合咲いて柔らかくなる夜の色         
322朝顔や隣りの主のっそりと       
323山腹に樹冠ひしめき夏祭            
324蓮池や五体くまなき雨つぶて           
325向日葵やをとこぢからの飯炒め           
326螻蛄鳴くや檜丸太の累々と            
327クラクション消すがごとくに蝉が鳴き  
328夕焼けの山の向こうに誰ぞ住む    
329空蝉の衣一枚残さるる        
330夏蝶のひらり舞いつつ木下闇     
331父恋しそれぞれ思う終戦日      
332打ち水の土のつぶやき響きをり     
333縁側にサンダル並べちりんちりん   
334八月や長崎の鐘リオの金        
335歩くほど沁み込み来る残暑かな     
336子供らの先頭に立つ阿波踊り      
337初蚊帳の中でお話し今夜から    
338蚊帳の中も聞こえる祖母の声   
339山の日に朝焼け吸って槍ヶ岳    
340山の日にあの日の母と白馬ゆく   
341夏の夕なかなか暮れぬまだ暮れぬ  
342時は今短い夏のせみの声      
343扇風機今でも使う母のもの     
344夕焼けにもっと遊ぶと子供たち   
345山開き霊峰にゆかん清い身で    
346下駄の音暑さもゆるむ田舎まち   
347堕落への誘惑すこし揚花火       
348東京に蓼食う虫の注意報        
349サングラス何を欺くいつもの君     
350青春にあと戻りして夏帽子       
351俳句は杖こつこつこつと夏の果     
352幻影か西日の中にテロリスト      
353だまし絵の中に秋待つマリア像     
354血を燃やすねぶたねぷたの闇深し   
355武蔵野に声の眩しき秋の蝉      
356からだごと木を揺さぶってつくつくし 
357八月の核の怒りをポケットに     
358水の輪が水の輪誘ひ梅雨あがる    
359光陰の迅さよ山の日も終る      
360風生れば水面に散らす夏の思惟    
261生も死も所詮は孤り天の川      
362八月の空より戦後下りて来る  

※沢山のご応募有難うございました。



2015年度応募数は282句。多少ですが昨年を上回ることが出来ました!

今年から8・19俳句記念日の当日に発表会イベントを開催致します。皆様お誘いあわせの上奮ってご参加下さい。





◆◇◆2015年度8・19俳句記念日FaceBook俳句大会◆◇◆

各賞発表

  8・19俳句記念日大賞   No160 子の破る不安と期待春障子・・・・米林 拓

  FaceBook俳句大会大賞   No186 極暑日にだだ案ずるは母の事・・・・伊藤 桂子
 
  特別選者今乃世護大賞     No103 月赤く夜桜淡く風走る・・・・HajimeTamura

  特別選者水越浩幸大賞     No251 盆の月これから住まふ空に浮く・・・・宮崎ひろし


以上四賞が2015年度の俳句記念日大会の受賞の句です。


◆◇◆●2015年度FaceBook俳句大会応募句一覧表◆◇◆●◇

1柿の実の重さに耐える小枝かな
2三日月のオブジェで遊ぶ女達
3恋一つ観月(三月)に経た秋終わらせる(はやっ)
4彼岸花愛しき人に伝えてよ
5ラ・フランス香り爽やか秋の味
6ラ・フランスいつの間にやら季節かな
7ラフランス 秋風さそい 香り立つ
8枯れ枝に寒鴉(かんあ)ひと声たそがれて
9きらきらと小春日まとう朝の凪
10神無月懐かしの日々能戸の旅
11しとしととひと雨ごとに秋惜しむ
12垣根には山茶花の咲く路地散歩
13秋の朝音羽の滝を一口と
14芥子ゆるる北斎の美が響くなり
15根詰めて夜長に針のチロリアン
16唯ぞ書く動物達の日常画
17小春日にネコが探すは昼寝場所
18車窓から小春陽をあび感謝わく
19通学路友待つ母子に散る黄葉
20さざ波が水面眩しく小春日和
21寒鴉避けて小走り通勤時
22小春日の波光る真鶴岬 
23小春日和黄色ふみふみおうちごはん
24白鳥の水の下ではバタ足で
25ルーマニアクリスマスバージョンサラミ・デ・ビスケ
26聖夜ゆく年に思いをはせて
27北山に大の字灯して霊迎える
28門前の落葉で描くカンバス
29駅降りておでん屋台に捉まれり
30給与前大きな鍋でおでん炊く
31清澄園草木時雨れる芭蕉の忌
32初昔目標立て明確に
33初句会お店の場所間違える
34葱と寿司彩り見る日本の美
35初句会対面しててあがってる
36初句会五句作ること苦戦する
37糠床に大根漬けて君を待つ
38食べたこと なくてごめんね 恵方巻き
39鍵忘れまさか自分が鬼は外
40豆まきの スマホ相手に 手をかざす
41節分に決意固めて再出発
42豆食えばまめまめしく今年こそ
43目覚めれば新たな春がやってくる
44豆なげて月と重なるこがねいろ(黄金色)
45節分に見る自分TV父偲ぶ
46節分に見る満月の明るさよ
47もちづきと立春かさねこうこうと
48節分にもう食べられない豆の数
49メディカツで繋がる仲間に福は内
50ああ俳句窓から雪見てため息白し
51本命と義理を分けないバレンタインデー
52梅林もいまではもはやタブレット
53実家にて固いつぼみが春浅し
54毎朝の通る庭先梅開く
55菜の花の命いただく朝ごはん
56花束のつぼみが多く春の雪
57うぐいすが競い鳴きする奈良の里
58南禅寺 湯豆腐たべて あったかい
59おばんざい春ひるさがり錦で買う
60猫の恋 叶つたようで夜静か
61俳句会 娘がいいね心春
62春一番今日吹くかと思いつつ
63うぐいすのまださむいよとホーケキョ
64紅梅から春を呼ぶ声ホーホケキョ
65鶯とあなたを待ってほほ染める
66春の風思い出ときえ君いずこ
67春の梅お琴の調べ麗しい
68村の家たらの芽摘みて天ぷらに
69花よりも数多の人の隅田川
70広野行く一本道や天の川
71 傷深し天変地異の夏の果て
72数多なる古墳の郷や秋の声
73エンジンの掛からぬ朝や浮き寝鳥
74草千里 赤牛ちらり早春譜
75朝鴉 鳴きて起される春の朝
76春雨は一降りごとに暖かく
77床の間の椿一輪客を待つ
78春の海沖の漁り火ゆらゆらと
79風見鶏南をむいて風走る
80小春日尾羽もひたひた黄セキレイ
81春うららダムに糸投げバス狙う
82春競馬友出会い語り合う
83きき酒や蛇の目の湯呑み良い香り
84伊吹越え雁がね北へ雪解けに
85春の小川今は暗渠神田川
86町地蔵供へてる花色色と
87遅咲きの花こそさらに咲き誇る
88夜桜にメイクボックス二人ずれ
89春の奈良煎餅なくば鹿のとう
90桜道大虎子虎花見酒
91春風に心も揺れて君を待つ
92チアガールスタンドの花甲子園
93春の小川 岸の草花色付きて
94道祖神そっと置かれし春の花
95タケノコわ山城物が出るを待つ
96旬の物多くて困る若い嫁
97幕の内 桜三月大役か
98今日一日 何でもありかエイプリル
99タケノコわ山城物が出るを待つ
100四月馬鹿日差しをあびのんびりと
101春穂高雪解け水わ山葵田に
102山桜眺めて入る露天風呂
103月赤く夜桜淡く風走る
104 昼の陽が夜を追い越す彼岸過ぎ
105桜咲く今日の幸せ満面に
106香に惹かれ足とめたらば沈丁花
107淡雪にはらはらはらはら降りて消え
108まるい陽に木々の芽ほころび水温む
109ランドセル孫の背中でピカピッカ
110鴉季語害鳥道路ゴミだらけ
111桜散り車庭先妻箒
112春の雪桜紅色松白く
113菜種梅雨路地物高値妻ぼやく
114鴉なく ゴミ出しの日 知っている
115菜種梅雨野菜高くて妻文句
116春の雪庭しろくやがて泥
117そして今めくるページは若葉なり
118孫抱きて眸眩しき若葉かな
119あんみつとアイスはあうよ食べてみて
120松蝉の波打つ声の降りやまず
121松蝉の一斉に鳴く防風林
122口開けて棒立ちしてる鯉幟
123幼子の夢乗せ泳ぐ鯉幟
124鋤打てばさつと筍飛び出せり
125隣家越え伸びて掘られる孟宗竹
126菖蒲湯の香のこもれ雨の降る
127朝日受け香り放てる草若葉
128晴れた日続く絵日記夏の空
129雨上がり木々の影より夏の空
130筍の母の作りしお焦げ飯
131目に優し朝日を透かす庭若葉
132若葉吹く風やわらかにやわらかに
133陽に映ゆる若葉に齢忘れをり
134露天風呂湯気と揉み合う若葉風
135木もれ陽に透き通るほどの若葉かな 
136竹の子が土の香高く背を延ばす     
137顔を出す竹の子に笑顔で挨拶    
138若葉満ち思わず深く深呼吸     
139若葉萌え遠くの山も彩やかに    
140うたたねや新緑跳て目を覚ます   
141筍を掘って比べる父子かな     
142マッカートニー劣らぬビート若葉燃ゆ  
143ビートルズ若き日の恋春惜しむ     
144ニョキニョキと筍のびて孫を越す  
145筍や伸びる力の柔かき       
146雨粒をはじく勢い若葉かな     
147濡れそぼる色にはならず若葉雨   
148葉脈を描きたくなる若葉かな    
149陽光のステンドグラス若葉かな
150母の日や二日遅らすプレゼント
151隠せないなまりはあるがサングラス 
152新緑のトンネル潜り湖へ
153梅雨空にパッと花咲く子供傘
154夕立があったと知らせる雨香り
155 ベンチ裏ひっそり隠れるカタツムリ
156梅砂糖酒と並んだ買い物カゴ
157紫陽花の変わりゆく色乙女かな
158長靴と傘がにこにこわらってる
159空みあげ同じ月見て何思う
160子の破る不安と期待春障子
161寂しさを埋めて五色の紙風船
162 天高し齢(よわい)50の入社式
163さぼてんの花がさいたよ梅雨の朝
164 無駄もない茄子の花には実がなるよ
165散歩道朝霧空に雲雀鳴く
166梅雨の空飛行機雲が見えないよ
167言葉とは愛を伝える道具なり
1681年は 365日也
169八月の 花火は夏の 風物詩
170雨上がり梅雨は続くよ俳句だよ
171雨上がり冷酒に写る山紫陽花
172帰宅して力尽きたら スイカ抱く
173炎昼にマンゴー香る三茶かな
174三茶にてアイスにつけるビスコッティー
175マンゴーをそいでむしゃぶる手にしずく
176君パイン僕もパインのメガネ跡
177ワイン持つ夏手袋のアラブ人
178ビスコッティー夜にはウイスキーとはしゃぐ友
179暑気払いビールと一緒に涼を飲む
180雨上がり昔と同じ夏の虹
181カキ氷 蜜で書いたよ 彼の顔
182万緑の小道を通れば別世界
183山路で目に広がるは万緑の山
184山小屋で眼科に見下ろす極暑の灯
185リンと鳴る極暑の夜に救われる
186極暑日にただ案ずるは母の事
187酷暑の日野菜冷やして凌ぎけり
188アスファルト車輪に描く酷暑跡
189万緑や流れる川の水青し
190万緑を削り取りたる茶を啜る
191鳥一羽静けき空に台風過
192夕立の雨具持たざる家路かな
193夕立に濡れて風干すバイク行く
194夕立の世俗の憂さを流しけり
195北陸へ焼鯖鮓の旅路かな
196棒鮓を頬張る皺の母をりき
197故郷にて友と語らい明け易し
198合羽着る肌身の蒸るる極暑あり
199万緑の大カルデラや阿蘇五岳
200長旅の雨のち晴れの極暑かな
201曲がっても曲がっても万緑と空
202高原を駆け下り来し街極暑
203うららかな孫の制服光る朝
204小さき手握って走る白雨かな
205傘一つ鮨屋くぐれば肩二つ
206やぶれ傘まことに破れ雨降りぬ
207花びらの脈透かす風酔芙蓉
208大雨の太き水の輪夏深し
209バイバイと孫が手をふり夏は行く
210涼風に優しく押され手術の日
211アーチになり子供を迎える野ばらかな
212ビートルズ若き日の恋春惜む
213うたたねや新緑跳ねて目を覚まし
214咲く音を探がす早起き蓮の花
215黄のカンナその情熱を裏返す
216夏草のその勢いがあればなあー
217木登りの五才の夏の傷疼く
218早朝の都会の死角浮いてこい
219ユトリロの灰色の街終戦忌
220台風の進路に旅の定まらず
221曼珠沙華黒蝶の来て寄り添えば 
222風そよぐ草原燃やす曼珠沙華 
223土用凪釣り糸たれて日の暮れる  
224風死せり暑さを悔む交差点
225去りてなほ胸中に舞ふ黒揚羽
226夏山の奥に還らぬ木霊かな
227過ぎたるは元に戻れぬ昼寝覚
228指切りの指にからまる夜の霧
229蜉蝣の命育くむ隠の沼
230田鰻のでれんとひかり今朝の秋
231戦なき美しき大和や星流る
232白桃に一日の疲れ解きにけり
233カレンダーのあっかんべーする猛暑
234一度目は二度目の序章遠花火
235草むしり花時計止め梅雨晴れ間
236鉢植えの苺萎えたる残暑かな 
237鉢植えの苺まで萎え夏惜しむ       
238秋暑し湘南の海に風そよぐ         
239蜩や良い子居るかなカナカナカナ        
240せせらぎの音に混じるはカナカナか      
241噴水のリズム変わり水芸と        
242噴水のライトアップに夜の虹         
243花氷閉じ込められて花哀れ        
244冷たさを美しく見て花氷          
245ラブミーテンダーにラブユーてふ薔薇の花  
246青青と稲が育つよ霧の朝 
247セーヌ川 爽やかな風も 今は思い出( 昔 )
248ゼブラゾーンに迷へる羊夏の果
249赤い靴覆きたくなりぬ涼新た
250老人と老人の猫星月夜
251盆の月これから住まふ空に浮く
252秋立てり空一枚の太平洋
253夏休み私服姿の君と海
254 花火音ぱっと華やぐ君の顔
255札よりも君を目で追うかるた取り
256日めくりや厚さ重さを噛み締めて
257タマが伸び釣られ私も小春日や
258小春日やタマに取られし膝枕
259すり抜けたバットの先に風光る
260立ちこぎで諸手を挙げて夏来たる
261下心隠しきれないサングラス
262亡き母のレシピに柚子味噌少し足し
263浮き游ぎ宇宙(そら)へ届くや鰯雲
264期待せず尽くすが人事天高し
265秋深しショパンをかけて書を取りて
266虫の音をBGMに本の虫
267十月を真一文字にスカイツリー
268位置につき親も身構え運動会
269うらぶれど我も風情と枯れ木立つ
270花火舞い初孫魅入る君の朝
271カラス鳴く蝉の合唱他人事
272綿の花乳をおさえし掌のえくぼ
273茗荷の子頭を出してかくれんぼ
274夏日陰ゆらゆら笑う木漏れ日よ
275故郷に 戻りし夏の 母の陰(母の命日が、近いので)
276大心 大地に実る稲穂かな
(きれいな心が、沢山集まればと思いまして)
277京かほる川面に涼し夏座敷
278ひぐらしに 街の夕べも 清く冴え
279雷鳴が轟くあとの 重ね虹
280黒雲に走る閃光穂にみのり
281メラトニンたくさんだして若返り
282湯湿りの髪もったりと秋暑し


★御応募下さいました方々に心から感謝致します。(2015年8・12)
 


 怪談句会2014・8・13

 この日はお盆の入りらしく六本木の怪談バーで稲川淳二さんの話を2話聞いての怪談句会でした。稲川さんはいつものように何気なく怖~~~いお話を初めて皆さんを怖がらせてくれます。
 俳句とのコラボは日本気象協会の夏の季語候補に「稲川淳二」さんが個人名で上がったとのことでこれをきっかけに開催されました。初めてのこの句会に応募くださった「なかすぎ句会」の皆様有難うございました。


今日の句(8月13日)

 
幽霊の話の弾むバルコニー

 幽霊と雪女とフフフッ・・・

 美しき応挙の幽霊盆の寺…

 幽霊に会いに行くので早退きす

 幽霊の後ろ髪よりリンスの香
 

などで「幽霊」がやはりキーワードになる句が多かったです。


他に

 「円朝」の墓前怪談聴こえそう

 怪談噺こわがり笑い腸ねじれ

 怪談や闇のむこうに灯のゆれる


など稲川さんが面白いとおっしゃっていました。

怪談の話を各地で探すと引き裂かれた男女の悲恋物語がもとになっていることが多く、人間の心を捉え「バルコニーの句」はかなり奥深いところをついていると思われていました。


最後に一句上野貴子より稲川さんに記念に

 
「稲川淳二」怪談新聞届く盆

をお送りして今日の句会は終了となりました。

★ご協力下さった皆様有難う御座いました。幽霊に会いに行くので早退きす
 幽霊の後ろ髪よりリンスの香
などで「幽霊」がやはりキーワードになる句が多かったです。
他に
 「円朝」の墓前怪談聴こえそう
 怪談噺こわがり笑い腸ねじれ
 怪談や闇のむこうに灯のゆれる
など稲川さんが面白いとおっしゃっていました。

最後に一句上野貴子より稲川さんに記念に
 「稲川淳二」怪談新聞届く盆
をお送りして今日の句会は終了となりました。
 幽霊に会いに行くので早退きす
 幽霊の後ろ髪よりリンスの香
などで「幽霊」がやはりキーワードになる句が多かったです。
他に
 「円朝」の墓前怪談聴こえそう
 怪談噺こわがり笑い腸ねじれ
 怪談や闇のむこうに灯のゆれる
など稲川さんが面白いとおっしゃっていました。



◇■◇■◇2014年第1回Face Book俳句大会各賞発表◇■◇■◇

  2014年平成26年はじめてのFace Book俳句大会において各賞が決定しました。

Face Book俳句大会大賞

No232 産地よりいただく秋を絵手紙に・・・・・・・・古川秀子


アニバーサリー大賞

No89  恋ひとつ三年(みとせ)経た秋終わらせる・・・水野千代子


稲川淳二スペシャル大賞


No132 稲川淳二みんなで聴けば倍怖い・・・・・・・・ローズ麻生育子


優秀作品大賞蛮の会鹿又英一選


No163 父母となりて子を抱く盆踊り・・・・・・・・・広田洋一


◆◇◆●2014年度FaceBook俳句大会応募句一覧表◆◇◆●◇

FaceBook俳句大会応募句一覧表

1荷の届き封開け新茶香りをり

2爪の先痛みて辣韮洗い終え 

3蚕豆を剥きて青さの香の立ちぬ

4さみだれねこんなおことば使ってみたい(初めて記念日)

5五月晴れ日傘忘れて大火傷

6お母さんお願いだからまた会いたい(母の日)

7わが人生この夫(つま)ありきで大当たり

8札入れに封印されてる若きわれ

9ほんとうねぼくは死なないと若き父

10雨上がり白き蜜柑の花香る

11かたわらに友舞台にも友この至福

12軽やかにタップタップタップ嬉し友

13風船が空中にとどまる超絶マイム

14共演者もわれ忘れてる超絶マイム

15暗転も舞台の効果面白し

16新緑を手に摘み取って食べてみる

17にんべんに本を持たせてからだ(体)となる

18ふくしまの子ら守ろうとしないこの国の絶望

19電気なんぞいらぬ朝焼け日が昇る

20停電をみな忘れてるIT社会

21あたらしい焚書坑儒か電源切れる

22いつまでもあると思うな電気と空気

23白丁花(はくちょうげ)あなたを愛でる人もいる

24アイス食べ車走らせ爽快道

25五月雨も走って爽やか湘南道

26新緑は目に良ししかしまぶしすぎ

27路地裏に爽やかな風道祖神

28憧れの爽やかな家庭水越家

29紫陽花を友携えて淡き濃き

30庭のよと紫陽花抱え友の笑み

31紫陽花をお茶受けにして昼の宴

32かえる鳴くうれし懐かしふるさと悲し

33天然のエアコン楽しむさつき晴れ

34ノマドなるスタイル友ら地球人

35子規庵の庭に小さき糸瓜花

36子規庵の庭をちこちの蚊遣香

37汗ぬぐひ歩みも緩む鎮守森

38不忍の池のほとりの若葉もゆ

39若葉もゆ道をかけだす子供たち

40雨あがりとなりの庭の若葉もゆ

41木々の葉の揺れる谷中路風光る

42葉桜の路地をたずねて書道館

43子規庵のそぞろに垂れる藤の種

44ありがとういつも笑顔であろがとう

45木漏れ陽の午後にふさわしカヌレの香

46あじさいや園児の顔にみえてくる

47額あじさいもしかしたらばお花のUFO

48紫陽花や子らの笑顔溢れけり

49梅雨空もハワイのラジオで爽やかに

50蔦の葉の風を暑さのお見舞いに

51紫陽花や雨でもかせぐ鎌倉のまち

52あじさいのブローチ自慢迎え梅雨

53梅雨冷えに迷うしあわせ家族の寝具

54なめくじに殻つけたしと幼き息子

55亡き母の愛かと思える危機回避  
  (助かった、おかあさんありがとう。の記念)

56稽古あと談は宴に梅雨の入り

57枝元に雨の雫や柿の花

58短夜に土産の飴をかじりをり

59カヌレ食べ語るビジョンに笑みこぼれ

60汗ばんだ靴に紫陽花梅雨を知る

61隠れたるあじさい名所わが陋居(ろうきょ)

62夏支度去年(こぞ)よりはるかに若返り

63JRの席ゆずってもらった異国の人に

64サングラス似合った頃もあったはず

65かき氷しかなかった峠の茶屋 ーー(夏山の思い出)

66リストラも小さな事かと額紫陽花

67今朝もまた猫と挨拶夏の庭

68ヒヨ(鵯)の来て物干す我と目の合ひぬ

69彼(か)は誰そ`ニセ`アカシアの白き花

70六月のカラーのつぼみ光る露 

71パーティの主役は皆をハグると宣言(メディカツ200回記念日)

72パーティのさいごは主役にハグをされ(メディカ73ツ200回記念日)

74夕立や昔無くした傘いずこ

75夕立や予報信じて干し物セーフ

76雨やどり恋人たちの軒の下

77雨やどり新しき靴白き靴

78雨やどり若き社員の上目が似合う

79ハワイでは夕立演じる二重虹

80友の爪やはりサッカー色になっている 

81うぐいすが起こしてくれる夏の朝

82誘われて参加しますと返事初夏

83南風天空いざなふ熱気球(トルコ旅行記念)

84水無月にきょうふるかなと梅雨の空

85夏の雲物干し上がり妹と見る

86自分の句素敵な文字で書きたいな

87こんなことしてくれたこと蛍の灯の

88恋ひとつ見上げた雲ふるさとの夏

89恋ひとつ三年(みとせ)経た秋終わらせる

90恋ひとつ逃れてきたの東京の秋

91七夕や浴衣を着せて離乳食

92恋ひとつ捨てて拾った御茶ノ水の街

93過去のことそういう人こそ好きなんだって

94夏の海働く教え子真っ黒けのけ

95初盆のにぎわう仏間寂しき心

96初盆の幾人(いくたり)か増えつつ老いゆくの

97精霊流し川辺の詩情阻むコンクリ 

98ふるさとの家姿なき父母(ちちはは)なれど笑顔がみえる

99海ひらくお隣さんはハワイなの

100宙(そら)ひらくお二階さんはお月さま

101蓮のすしほわりと持つ手は祈るごと

102銀座にも浴衣軍団人に酔い

103夏の日のこぼれんばかり咲いている

104汗まみれ臭さの中でなめつくす

105臭いほど異性を魅了ドリアン君

106ドリアン食いこんなはずではシャムの国

107初めてのドリアンの味夏の午後

108ドリアンを話の種に種しゃぶる

109My name 右から読めばARUMANI

110銀座路我が名と見まごうARMANI

111早朝の支援礼電話あり原発除染処理仕事前

112空から海から地底から人間からも攻撃か

113台風や戦争貧富偏見差別もろもろ悪を吹っ飛ばせ


114夏空や我の名を呼ぶ人在りて

115彼の歌で耳ふさいでる風の中

116石榴酒を作ってみたき夏の宵

117支援の食器包む新聞紙原発記事を避けながら

118三重苦津波原発東電の仕打ち


119向日葵の声が聞きたし十五日

120亡き母の喜寿を祝いて注ぐビール

121会談夜(かいだんや)怖いふりしてしがみつく

122名店の パンを求めて並ぶのか我
(湯河原の有名パン店「ブレッド&サーカス」を訪れた記念)

123真鶴の舳先にカッパTAROさんが呼んだ(「真鶴アートミュージアム」を訪れた記念)

124小さな手蝉つかもうと汗握る

125うれしうれし4人目の孫いえ友人の

126汗の質変わる写真に謎の顔

127暑い日の赤城しぐれと蝉時雨

128出たよ出たおばけ屋敷に稲川淳二氏
(スペシャル選者を記念していちばん怖いかも)

129ゆうゆうと一番乗りの赤とん
(目の前を一匹の赤とんぼがゆったりと横切っていきました、敗戦記念日)

130うれしうれし俳句記念日花火が祝砲

131行く雲を見送りている川の土手

132稲川淳二みんなで聴けば倍怖い(怪談の面白さは、一人じゃなくて、みんなで聴くこと)

133出たよ出た湯船の縁に稲川淳二(怪談ナイト観た方には、わかる!)

134日の落ちて待つ人ありて秋簾

135野辺行けばお地蔵様と百合の花

136しべ取りて百合整えし稽古前

137蛍狩りまずは宴のひとしきり

138遠雷を聞いて歩早む夕支度

139水蜜桃指さきに残る甘い香

140すすき伸び仙石原の秋はじめ

141長袖のおしゃれが映える秋初め

142水蜜桃かわいい姿にとげがある


143草の穂が風に揺れてる秋初め

144栗の実がたわわにみのり秋はじめ

145蜩の鳴き声響き樹々の風

146子供達水蜜桃はごちそうだ

147店先で食べ頃探す水蜜桃

148霧の間に雲海ヒカル山景色

149水蜜桃おいしい顔がほとばしる

150通学路賑わい帰る秋初め

151秋初め朝な夕なにカナカナと

152百日紅空気のとまる紅一点

153聞き終えてお次は自分が稲川淳二氏

154桃の種植えてみようか阿蘭(オーラン)のように

155縁側で食べた西瓜の種から芽

156びわの種いつしか大木切らざるを得ず

157びわの字は枇杷よりびわだ形が似てる

158プロヴァンスシアワセ運ぶ蝉の声

159シエスタの目覚まし時計蝉の声

160敬老日隣の犬は写楽顔

161秋の蝶翅に健康保険証

162子の遊び古きを語る草相撲

163父母となりて子を抱く盆踊り

164花笠踊り日本一かと練り歩く

165新米供へて独りお仏前

166厳島舞楽奉納鹿の声

167夏山に鹿の跡かと名残り雪

168白桃の産毛光らせ並びおり

169桃の種やけに紅色主張せり

170秋はじめまだまだ布団が邪魔な朝

171秋はじめ木の葉の影に実を見つけ

172一輪でも薔薇という字に相応しく。

173雨の輪を蓮の陰からミズスマシ

174薔薇ガーデン背中で過ぎる若イヤホン

175アオサギや抜き足差し足雨に魚(うお)

176夕焼けにフラッシュバック夏の浜

177時も音も 虫も変わりて 秋告ぐる 

178ふれられるあいだにふれよ月見草

179名月やスーパームーン十六夜

180十六夜スーパームーン世(夜)は晴れる

181花火客その美しさに酔いしれる

182天然の持ち味冴える貴子姫

183辛くとも最後のひとふで幸せに

184辛くともかるく流して幸(さち)となれ


185口を吐(つ)き弱音を吐かねば夢叶う


186名月や透き通る夜ひとりじめ

187名月やまずもろともにひとしなみ

188電気なんぞいらぬ名月心に映ず

189電気なんぞいらぬ朝焼け日が昇る

190名月やあなただけはそのままで

191ふとわれに一息つかせし秋海棠

192秋空に浮かぶ雲見て綿飴か

193退院の知らせを待ちぬ葉月かな

194イヤホンをくるくる巻いて鰯雲

195遮断機の先は十六夜父の待つ

196朝霧に後に寂しい田圃かな

197刈り後に餌をもとめる白鷺か

198窓開けて入りし風に秋感ず 

199収穫に天気気になる秋の空

200いただいたアンスリウムは恋の花

201蓮根の穴からのぞく風景は 

202椎茸を娘嫌がり香り立つ

203ラディッシュおまえ20日で出来るのか

204夏野菜一口噛めば頬ゆるむ 

205夏野菜動物になり父母を呼ぶ  

206夕立に雨宿りして風情あり    

207黒い雲立ちこめぬ間に雨の音   

208冷風が合図のように雷雨なり   

209唐辛子一口噛んで涙する   

210手長蝦雨つぶあたり動き出す

2110点の答案用紙赤とんぼ       

212鈴虫の腹に染み入る七十路      

213コスモスの揺れる笑顔に恋をする 

214祭りの夜太鼓囃子に気もそぞろ    

215盆おどり昔も今も同じ歌       

216菜の花の畑の香り誘われて      

217香り立つとうもろこしの屋台かな     

218ひらひらと花舞い落ちる桜酒     

219しなやかに風に漂う柳の木       

220山葡萄歩き疲れて誘惑す       

221葡萄の木どんな花かと期待する    

222涼しげに夏の着物はやせ我慢     

223松描き思いを馳せる松島を      


224夏の日に汗をカキカキ墨絵かな     

225新鮮なカブの浅漬け食べたいな    

226衣替え袖を通さず箱の中       

227人生はいばらの道に薔薇が咲く     

228くぐり抜け水草の中めだか達     

229ひらひらと金魚たちの舞う姿     

230岩山に蜩の声こだまする       

231菊の花しだれる姿高貴かな      

232産地からいただく秋を絵手紙に    

233満月に話が弾み夜深し        

234水面に映る姿は赤とんぼ        

235十五夜にうさぎを想い月愛でる    

236月明りお団子を食べてすすきの穂


237名月に浸れる余裕持ちたいな     

238花火観て短い人生(とき)を想うかな 

239たわむれる楽しい時間笑顔かな

240さとぴよの心に残る秋のラテ

241嬉しいな初ユーストの秋の朝

242ムクドリの餌となるのか蝉達よ

243カキの実の食べ頃知るか小鳥たち

244いつのまに駆け足になる246

245246(にーよんろく)秋風うけて鎌倉へ

246満月が楽しみになるあと幾夜

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募集
俳句記念日の制定を期に開催されました俳句大会ですので、皆様のさまざまな記念の句を広く募集致します。
募集対象
FaceBook画面上にて随時募集されておりますので、出来るだけFaceBookをご利用になれる方が対象となります。
開催地
FaceBook画面上にて随時募集され、8月19日に俳句大会を開催予定。
大賞
FaceBook俳句大会大賞を始め各賞を授与。
応募方法
FaceBook俳句大会のイベントページにて随時募集。(※その他の方法による応募可)
ご連絡お問合せ
〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋2-54-3プレステージラフィーネ204
TEL. 03-3413-2905
E-mail. go-ueno5@mx22.tiki.ne.jp
「おしゃべりHAIKUの会」主宰 上野貴子

活動

8・19俳句記念日大会&和文化祭り

2017年「8・19俳句記念日大会&和文化祭り」が8月19日俳句記念日に開催。

三軒茶屋の駅前の会場で授賞式と交流会がマッチングした楽しいパーティーとして開催されました。

今回で4回目を迎える俳句記念日イベント。

これまでより一層の充実感で、高層ビルから東京の都心を眺めながらのひとときでした。

応募総数503句そのうちの各大賞をご紹介致します。

 

~~8・19俳句記念日大会大賞~~

エントリーNo.101 俳句「スイカ割りちらっと覗いて頬緩む」平松由夏

FaceBook俳句大会大賞

エントリーNo.358 俳句「生きること許されており終戦忌」土橋みゆき

スペシャル審査員水越浩幸大賞

エントリーNo.288 俳句「失業の夫の味噌汁いと美味し」中島 知子

特別審査員天城映大賞

エントリーNo.484  俳句「一山を一夜に燃やす紅葉かな」齋田友紀子

特別審査員大平有希子大賞

エントリーNo.113 俳句「弟に兄背を越され子どもの日」辻 雅宏

特別審査員渡辺惠子大賞

エントリーNo.419 俳句「絵筆持つ古稀の手習い雲の峰」高橋透水

 

2017年1月初句会

2017年1月22日の初句会が下高井戸の旭鮨で開催されました。

いつものメンバーに新メンバーを加えての楽しい句会でした。お鮨も美味しく頂き、御目出度く乾杯が出来て、とても幸いで~~す。

 

 

2016年度8・19俳句記念日

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2016年8月19日恒例の俳句記念日大会が開催されました。

今回ははや3回目となり、ゲストには女優の藤田三保子さんをお招きして華やかなパーティーとなりました。

また、後半には今回「はじめての俳句」の出版を記念してのご挨拶もありました。

回を重ねるたびに少しづつ応募の俳句も増えて今年は362句集まりました。

楽しい賞の発表もあり、無事に終了致しました。

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100回配信記念1月21日食事会inライブ

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いつものゲスト放送会場でありますカフェコンコルドで、100回を記念しまして食事会を開催致しました。

今回は、これまでのゲストの方や新たなゲストの方など、皆さん参加して下さった方全員がご出演のだらだらライブです。

これまでお世話になった水越浩幸さんを筆頭に、ほとんどの方がユーストリーム関係のお友達に最近知り合ったFaceBook関連のお二人をまじえて、色々な御話をいききで来ました。歌手のキュウさんにも初出演して頂きました。

素晴らしい記念の会が実現できたことこころから感謝いたして折ります。これからも宜しくお願い致します。

http://www.ustream.tv/channel/uenonokakakonomytv
https://youtu.be/AwgmZRL7UZM

 

 

メルマガをきちんと整理

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メルマガをきちんと整理することにしました。

これまではかなりご案内メールとごちゃ混ぜだったのですが、これからは、ご案内は俳句TVを中心に、そして、メルマガはちゃんと読者登録してくれた方々のみとします。

そのため、ホームページでのメルマガ公開は避けたいと思います。

メルマガは無料なので、必ず読者登録をお願い致します。
http://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/UfxX8cfekPJW6fsv

おしゃべりHAIKUメールマガジン【2015/8/1号】

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~ おしゃべりHAIKUメールマガジン2015/8/1号http://uenotakako.com ~
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【風鈴】

夏がくると思い浮かべる物に風鈴があります。暑い夏の陽を除けて、畳の和室へ入ると昼でも少し薄暗いような奥座敷があり、何処からともなく風鈴の音が聞こえて来ます。

風鈴は、懐かしい日本の風物詩です。

この頃は洋風なマンション住まいが多く、都会では珍しいくらいですが、今でも子供の頃のあの風景は、時代は移り変わっても忘れたくない懐かしい思い出です。

風鈴の音には、それぞれの良さがありますよね。硝子の風鈴、鉄の風鈴、陶磁器の風鈴、銅の風鈴、貝殻の風鈴など、形や素材もさまざまです。

江戸時代のころ、長崎からビイドロのような硝子の風鈴が江戸に伝わり流行ってきたのが江戸風鈴と呼ばれているガラス風鈴のようです。風鈴を連ねて町を回って歩く風鈴売りが登場したのも江戸時代の中ごろのようです。

江戸風鈴には老舗があり、今では一般的にはガラス風鈴と呼ばれているようです。

ガラスの音色は、涼しげで、軽やかです。江戸の軒下に粋に下げられていたに違いありません。

中国の風鐸(ふうたく)を竹林に下げ、風の向きや音の鳴り方で吉凶を占った占風鐸(せんふうたく)が風鈴のルーツといわれ、仏寺では東西南北に吊り下げたそうです。

日本に伝わると、魔除け、厄祓いなどとして使われるようになりました。小さな鐘のような形をした中に舌の下がっている鈴なので、日本では風鈴と呼ぶようになります。短冊などを下げるのが一般的です。

心地よい風が吹くと、涼しげな音で、涼を誘ってくれるのが風鈴です。やはりこの音色にその魅力があります。

ガラスの風鈴は、チリンチリンと短い高い音色がします。
金属製の風鈴は、チーンと長く低く響く音色。
貝殻の風鈴は、カランカランと軽やかな音色です。

貝殻の風鈴は、よく海辺の町に多いのですが、鐘の形をしたものと違いモビールのような形をしていますから風鈴と呼んではたしてどうか解りませんが、よくお土産などとしては風鈴ともいいます。土地柄や素材により様々な形ですが、夏らしさは、やはりガラスの風鈴が一番でしょうか。

金魚や富士山など、夏らしい絵柄が書かれて、ガラスの風鈴は今でも人々に愛され続けています。

冷房の効いたマンションに暮らしていても、やはり、そとの風を涼しげに誘い入れてくれる風鈴の風情は、忘れたくない日本の夏です。

※当メルマガは、メールにて配信される以前に先行公開致しました。日ごろホームペー ジをご覧下さいます方々への8月のご挨拶です。

おしゃべりHAIKUメールマガジン【2015/7/1号】

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七夕は7月7日と簡単に考えていますが、地方によっては未だに8月7日にお祭りがあるところも多いようです。東北などがその代表ですね。

なかでも仙台の七夕祭りは有名です。

わがふるさとでも8月7日に行われる茂原の七夕祭りは有名で、かなりの飾りが町を練り歩きます。

そんな、七夕様には、他に「銀河祭」や「星祭」という呼び名があります。素敵な呼び名ですね。けれどもこれらの七夕にまつわる言葉は、俳句では、秋の季語とされています。難しいです。

それでも、7月7日を七夕様としている方が、暦や行事では多いようですね。そうなると、この頃はちょうど梅雨ですから、お天気がはっきりしない雨模様の日が多いのですが、その反動なのでしょうか。梅雨の晴れ間の空は特に美しくよく澄んでいるようです。夜空の星も同じように美しく天川を挟んで瞬いているに違いありません。

そんな星祭には、織姫様と彦星様の伝説が言い伝えられてきていますね。

昔、天の神様には女の子がいて、機織りが上手で、機織りを仕事としていました。

やがて女の子は年頃を迎え、神様はお相手に良い方を探していました。

すると、そこに働き者で有名な彦星の噂を聞きます。働き者の若者と娘の織姫を一緒にしようと考え、織姫と彦星をめぐり合わせます。

そうとは知らずに、若い二人は恋に落ち結婚します。そして、働き者の二人は子供にも恵まれ幸せに暮らし、そのうちに働くことを忘れてしまいます。

それを見ていた天の神様は、大いに怒り、二人を離れ離れにして織姫を天に連れて帰ってしまいます。

引き裂かれた織姫は、何とか彦星と合いたいと天の神様に頼みます。そんなに頼むのであれば、それではと、一年に一度だけ、彦星のもとへ帰ることを許すのです。

こうして、七夕の織姫と彦星の伝説は日本中に広まり、今でも天川をはさんだ星を眺めながら、文字や裁縫などの手習いが上達することを願い笹竹に五色の短冊を飾ります。

手習いの上達を願ったのは江戸時代の頃からのようです。今でも短冊に願い事を書いて笹竹に飾ったりさまざまな飾りを付けます。七夕にはそんな名残か「願の糸」という和名もあります。

それから、この七夕には、そうめんを食べて祝うという風習があることをご存知でしょうか?これは、案外、以外でしょう!私はこのことはあなり知りませんでした。

星を眺めながら、花火をしたり、西瓜を食べたりしましたが、これはあまり意味はないらしいのです。

ところが、そうめんは七夕の機織りの上達を願うとか、病にならないお供え物として七夕にはつきものだったようです。これは平安時代の昔からのもので、宮中で七夕にお供えしていたことが、その起こりのようです。

ふかくにも、この五節句にまつわるほど古い平安時代のころに中国から伝わった風習とは思いませんでした。単純に、白く長い麺から、機織りの上達を願うのかとおもいますよね。その説もあるけれども、疫病を祓うためにお供えしていたのです。

今も昔も、この時期には体調を整えることが大切だったのですね。そろそろ長い夏の猛暑に備えて七夕様にお祈りしなくてはなりませんね。

※当メルマガは、メールにて配信される以前に先行公開致しました。日ごろホームペー ジをご覧下さいます方々への7月のご挨拶です。

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おしゃべりHAIKUメールマガジン【2015/6/1号】

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【紫陽花】

紫陽花の美しい季節ですね。6月になるとやはり梅雨の空の不安定な色合いをそのまま写して咲く紫陽花が、ほかの花より一際美しく咲き誇っています。紫陽花は四季の変化の激しい日本が原産の花ということをご存じでしょうか。

花の華やかさからモダンなイメージですが、ところが意外なことに日本が原産なのです。昔の人は、「七変化」「四葩」などと言いました。

アジサイの品種としては、「額紫陽花」が日本原産種だそうです。一つの花が咲き始めてから散るまでに何色も色を変えるところから「七変化(しちへんげ)」と呼ばれ、また、花びらが四枚からできていたので「四葩(よひら)」とも呼ばれていたのです。

この紫陽花には有名なロマンスの逸話があります。

幕末の頃、日本に来たドイツの医師シーボルトが、その愛人「お滝さん」の名前を取ってヒドランゲア・オタクサという学名を初めてアジサイに付けたというのです。植物学者でもあったシーボルト博士がいかに日本生まれのアジサイを愛していたかがうかがわれます。儚くも切ないロマンスですね。

そんな、額紫陽花は、伊豆七島や伊豆半島の海岸に多く自生しており一般的には「ガク」と称して庭で栽培したりしています。シーボルト博士のロマンスは長崎ですが、やはり海の見える港の周りに咲いていたのでしょうか。

花の姿は華やかですが、その雄蕊や雌蕊は花の真ん中にある小さないぼのような部分で、外からは見るすべもありません。本当の花は小さないぼの中に隠れているのですね。不思議なものです。

現代では、多くのさまざまな品種が改良されて市販されていますから、四葩(よひら)という呼び方は自然にあまり使われていませんね。

梅雨の頃になると美しく咲くアジサイは、ほとんどが丸い珠のような形をしています。大きな葉っぱにでんでん虫を乗せて、まさしく日本的な風景です。

どこか、下町風な情緒を感じさせるのは、やはり儚いロマンスのせいなのでしょうか?

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【八十八夜】

夏も近づく八十八夜・・・・という歌がありますが、この歌は文部省唱歌で誰もが知っています。ところが、この歌の作詞も作曲も不明なのだそうです。京都の宇治田原町の歌であろうと言われているのだそうですが、はっきりとした地名が歌詞からは解らないのだそうです。

現代ではお茶と言えば静岡ですが、昔は京都や奈良で多く栽培されていたのでしょうか?茶摘み歌の歌詞からも、可愛い絣の着物に笠をかぶった女性が、お茶を摘みながら歌っていたに違いありません。

こうして、お茶畑で新茶を摘むのが八十八夜の頃。

八十八夜というとお茶の名前かと思ったりしますが、新茶のことをいうのではありませんよね。これは、立春から数えて八十八日目という意味なんです。

いわれてみればそうそうそうだと納得して頂けると思いますが、それでは、立春から八十八日目とは今のカレンダーではいつなんだろう?と疑問に思います。

これは、ほぼ5月の1日か2日に当たるようです。陽暦ではお正月から一年がはじまりますから、この八十八夜のように農耕に合わせて使われていた旧暦とのずれで、毎年同じとは限らず、ほぼ1日か2日という言い方しか出来ないんですね。そして、今年は5月2日が八十八夜に当たるようです。

案外無意識に使っていますが、暦って難しいです。暦の上では雑節という分類に入るようなんですね。これは、様々な節句がありますが、それ以外という分類なんですね。それでも昔から、農耕の目安として大切に言い伝えられて来た日のようです。

今年の茶摘みは、暦通り始まるでしょうか?もしそうであれば、そろそろ八十八夜の茶摘みの頃です。新茶の美味しそうな香りが、商店街から漂ってきそうな感じです。

この頃では、新茶の季節のあとに長い夏がきます。そのせいでしょうか?昔からの麦茶にあまり人気が無く、冷たく冷やしたウーロン茶や緑茶のペットボトル売りが流行りです。そうしてみると、案外と緑茶の人気は、昔に負けず劣らず根強いものですね。

日本人には、今も昔も、みどりの葉から入れるお茶が一番好まれているようです。

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