【山路来てなにやらゆかしすみれ草】

【山路来てなにやらゆかしすみれ草】

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。

春らしい季節がやって来ましたね。
そろそろ各地で桜満開の便りを聞く頃です。

桜の他にも春は野山の草花が
美しく咲きますね。
芝桜の絨毯やしろつめ草の丘
土筆や蒲公英の田園風景も
いつになく美しく笑っているようです。

桜の他にも春は野山の草花が
美しく咲きますね。
芝桜の絨毯やしろつめ草の丘
土筆や蒲公英の田園風景も
いつになく美しく笑っているようです。

そんな春の草花に「すみれ」がありますね。
ここ世田谷でも駒沢公園や砧公園の
広場や木々の木蔭に
可愛らしく咲いているすみれの花を
良く見かけます。

私は砧公園でお花見をすることが多いのですが
そんな時に
足元をよく見ると
古い桜の根の幹に這い出すようにして
可愛らしく寄り添うすみれ草の姿を目にします。

「山路来てなにやらゆかしすみれ草」この句は
芭蕉の野ざらし紀行の中に収録されている俳句です。

野ざらし紀行は芭蕉の初めての紀行文として
残されていますが
芭蕉四十一才1684年秋~翌年1685年4月までの
旅の記録です。
「厳しい山道を歩いて旅していると
そこにすみれ草の花が咲いているなんと
なつかしいことだ。」
という句意になりますね。
すみれ草の可愛らしくそして儚げな懐かしさを
旅の刹那として詠んでいるのでしょう。
紀行文ならではの名句ですね。

江戸から伊勢を経て、近江、美濃、尾張を巡り
甲斐を通り江戸へ戻るまでの
旅の紀行文と言われています。

実は、この芭蕉の名句が
今回「おしゃべりHAIKUの会」の春の吟行会で
出向いた藤垈の滝にある向昌院というお寺に
句碑が残されているのです。
残念ながら、この句碑は蕉門の流れを汲んだ
その後の北野道等やその師であった嵐外などの
建立したもので
野ざらし紀行で芭蕉が甲斐を訪れていることを
記念して建てたようです。

こうして、全国各地に芭蕉に纏わる
沢山の句碑がありますね。

深川の芭蕉庵辺りにも幾つもの
句碑がありますし
東北の中尊寺や立石寺などにも有名な
名句の句碑があります。

「奥の細道」など
芭蕉の紀行文を巡る
句碑探しの旅をするのも面白そうですね。

観光化されている場所が多いので
今ではバスツアーや電車で
歩くことなく
簡単に出かけられます。

これからは野山を散策するのも
気持が良い季節ですから
是非、芭蕉の句碑をどこかで見つけたら
足を止めてみてくださいね。
忘れていた名句を
思い出すかも知れませんね。

そこでオンライン講座では
日本人なら知らない人はいない
松尾芭蕉の「奥の細道」を
丁寧に一編一編読み上げてテキスト風にまとめました。

オンライン講座ですから
気軽に動画で見ながら内容まで理解できます。

楽しみながら
忘れかけていた日本人の心を思い出しましょう。

オンライン講座
「芭蕉の奥の細道を原文で読もう!」
是非ともご覧ください。
詳細は下記リンクより

★オンライン講座の詳細はNBSアカデミーより
https://nbsacademy.jimdofree.com/

2019年春の吟行会決まりました!


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