ただいまァ~!!!春の吟行会行って来ました。

【ただいまァ~!!!春の吟行会行って来ました。】

ただいまァ~!!!
春の吟行会行って来ました。

今回はやっとミニバスの貸切吟行会が実現して
何年振りかに俳句の里へ行ってまいりました。

春から水芭蕉が咲くと言われる
山梨県笛吹市境川の藤垈の滝では
ちょうど水芭蕉まつりが開催されていて
いつになく賑やかな森の公園でした。

公園の横には俳人北野道等の句碑があることで地元山梨では
知る人ぞ知る俳句の里のお寺光昌院があります。

そこには、江戸時代後期の俳人北野道等の句碑が
はるかに甲府盆地を眺めるように立っていました。

そして「夜(よ)を脆く(もろく)明行(あけゆく)空(そら)や不(ほ)とゝぎ須(す)」
という句が刻まれています。
「夏の夜はまるで壊れやすいかのように
空が明かるくなってくるとそこにはホトトギスが鳴いていることだ。」
というような意味でしょうか。
夏の短夜と夜明けのホトトギスを詠まれています。
霊験あらたかな山奥のお寺にふさわしい句ですね。

そして、お滝の入り口には「二三間流れて殖ゆる清水かな」
という句碑があり
「わき出す清水がとろとろと流れて滝になりまた小川となり
ほんの2~3間のうちには川へ流れ出すように水の量が殖えていることだ。」
と大窪の杜の滝のある清水を詠んでいます。

この清水は境川へと流れて昔は水の量も多かったのでしょう。
今では金毘羅山の上の峠を越えて
本栖湖や精進湖へ行けるバイバスが出来て
とても便利になった代わりに
境川の水の量は以前よりも少し減っています。

それでも清水は昔と変わらずに
とろとろとわき出して
今ではお滝の周りに水芭蕉が植えられています。

木道で整備された公園内はさながら夏の高原のように
爽やかで緑が美しく鬱蒼としていました。
空気が美味しい山麓の森には
日本一早く咲く水芭蕉が咲き
その水辺の景色は
手に取るようにすぐ近くで見れます。
木道にも葉が届くくらいです。

そして、その水芭蕉を散策した後で葡萄の里でのご昼食でした。
レストランは見はやしが良く、
八ヶ岳や南アルプスが一望出来ました。
まだ真っ白く雪化粧している
甲斐の山々は
とても美しく盆地を囲んでいます。

桃や葡萄の摘み取りが出来るので
フルーツの里でもあります。

この境川は俳句で有名な
蛇笏・龍太の生まれた場所で
「山盧」という記念館がたっています。
ちょうど水芭蕉まつりの日には拝観出来ました。
普段は一般公開されていないようです。
拝見したあとで裏庭を見せて頂きました。
池を巡り竹林が整えられていて
川が流れているその岸辺に
大きな辛夷の花が白く美しく咲いていました。
辛夷は春の花です。
大きな古木に
ちょうど枝垂れるくらいに満開でした。

今回の吟行会では
バスの中で俳句合戦を紅組と白組に分かれて
対決致しました。
思った以上に激戦で
9点ずつの同点となりました。

一早く夏の花、水芭蕉を満喫して
「おしゃべりHAIKUの会」15周年の春の吟行会を
無事に終えることが出来て
とても幸いです。
参加して下さった方々そしてご協力下さいました皆様に
心から感謝申し上げます。

        旅終わる桃の莟に見送られ・・・・・上野貴子

 

                           2019・3・25

2019年3月25日 | カテゴリー : 俳句 | 投稿者 : takako