2017今月の草花

12月  ポインセチア

ポインセチア町はルージュに化粧して

 

【冬至】

冬至は二十四節気の十二月二十二日ころで、一年を通して夜が一番長い日をいいます。勿論、夏にある夏至は逆に昼が一番長い日ですね。
この冬至の日には南瓜を食べたり柚子湯に入ったりします。昔から風邪の予防になると言われています。
その他にも、冬になるとひびわれやあかぎれになったりするので、それを防ぐために柚子湯に入ったようです。冬の肌はとても敏感で、昔から乾燥しやすかったようですね。
現代では、女性は美容と健康のために、何よりもビタミンが肝心です。冬の寒い最中のこの季節には、なるべくたっぷりとビタミンを取って美容と健康のための寒い冬に備えるというのは昔からの冬と女性との戦いでしょう。どんなに寒い冬の日でも、この柚子湯に入ると、体の芯からあったまって来るので本当に不思議です。
美容のためにと、お肌に軽く柚子をぬって石鹸の替わりにして、たっぷりビタミンを沁み込ませてみて下さい。少しはお肌が白くなったかしら?かなりの効果があるのでは無いかと期待しつつ、さっと洗い流すと自分がほんのりとさくら色に火照っているのを感じます。きっと、これが、日本に古くから伝わる柚子湯の効能に違い無いですね。
冬の乾燥は本当に女性には宿敵ですが、女性に限らず男性にも体を温めてくれる効果があるので、日本では冬至に柚子湯に入る風習は今も続いています。
この頃では良くスーパーで網に柚子を入れる柚子湯セットが売られています。都会でも古くからの風習を大切に守って行こうとしているのですね。懐かしさを感じとても良いことです。
冬至をはじめとするこうした二十四節気は春夏秋冬に今でも根強く息づいています。日本で現在使われている暦の1ヶ月を更に2当分するのが中国から伝わった二十四節気です。12月には小雪と冬至があり、1月には小寒と大寒があります。この冬至や寒の風習は今でも日常の習慣の一つですね。
このように普段無意識に過ごしているカレンダーにも、昔から言い伝えられてきた日本の古い風習が沢山残されています。忙しい毎日の生活に押し流されて気が付かずにいることも多くなりましたが、昔からの風習には、長い年月に日本人がこの国で生きて行くうえでの沢山のヒントが隠されています。もう一度、私達は先人の教えを紐解いて忘れずにその意味を知ることもこれからの未来のためにとても大切なことだと思います。
冬至がくれば、長い冬を越えるために柚子湯に入る。そんな日本人の心をいつまでも忘れたくないものですね。