日記の起こりについて

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2015/3/18放送録画https://youtu.be/0VqJ9mbfPUw

この記事には、俳句講座での「俳句日記について」でお話した日本の日記文学の起こりをまとめます。

日本の日記文学の起こりは、おそらく紀貫之作の「土佐日記」がはじめてだと言われています。

他に藤原道綱の母作「蜉蝣日記」、紫式部作「紫式部日記」、菅原考標女作「更科日記」があり四大代表作品と言われていて、それぞれ平安時代のものです。

4作品の略表

土佐日記:

平安時代:紀貫之:日本文学史上おそらく初めて書かれた日記文
学。土佐国から京に帰る最中におきたさまざまな出来事を綴った
もの。その後の女流文学の発達に大きな影響を与えている。

蜉蝣日記:

平安時代:藤原道綱の母:女流日記文学のさきがけとされ「源氏
物語」などに多くの影響を与えた。日常の生活のさまざまな出来
事を書いている。藤原兼家の息子である道綱の母としての日記で
ある。

紫式部日記:

平安時代:紫式部:不明な点が多いが「紫日記」表紙に記載さ
れているため紫式部の作であろういわれている。記録的内容と手
紙からなっている。「源氏物語」の作者でもあることは伝説やこ
の日記の内容などから云われている。

更級日記:

平安時代:菅原孝標女(すがわらたかすえのむすめ):平安貴族
の女性であろう。平安女流日記文学の代表とされている。回想録
である。