俳句575イベント第五回『切れ字って何』「けり」についての考察

俳句575イベント第五回『切れ字って何』「けり」についての考察

11月24日(日)定例句会会場にて俳句575イベント第五回の勉強会を開催。
今回は切れ字の代表と言われる「や」「かな」「けり」の最後になりました。

「奥の細道」を題材に、芭蕉と曾良の俳句62句を考えてみました。

これまで問題になった「べし」や「也」「越し」についても自分なりの結論を見付けました。

どうやら芭蕉の時代から「去来抄」にもあるように、切れ字に関しては秘伝のような作句のコツで、あるとすればすべてが切れ字で無しとすればすべてに無いようなものだと述べているようです。”48文字(仮名文字のこと)すべてが切れ字”とまでも言っているようです。

江戸時代では革新的だっただけあって、定めなしと説いているところなど、未だに多くの日本人に愛されている偉人であることを思わせます。

今回私は切れ字なるものは既にたった3つで充分であること。

更には徐々に無くなって行っても良いものであろうというまとめに至りました。

 

俳句575第五回切れ字「けり」の考察

 

【2019年の抱負】

【2019年の抱負】

2019年は新たな時代の始まる年です。
これまでは自分たちとは違う世代が今の時代を背負い進んでいると考えていましたが
これからは、我ら昭和30年代の天皇の時代がきます。
まさに戦争を知らない初めての世代です。
いつまでも子供のように甘えていてはいけないですね。

私は両親が健在なので、夫や両親と家族を大切にして、自分の夢を実現出来るよう努力する年にしたいです。

これからも高齢者時代がつづき、人生100年時代と言われています。
そんな時代に、俳句の良さを広めて行くためには、これまで以上に、心の健康は脳の健康でもあり、俳句で脳を刺激することでアンチエイジング効果をもたらすのではないかと言われ始めていることを受け止めて、若々しく楽しい俳句作りを続けて行けたら幸いです。

 

 

新しく出来た漱石山房記念館

夏目漱石ゆかりの地新宿区に新しく出来た「漱石山房記念館」へ行って来ました。

真新しい木の香りがするモダンな建築のおしゃれな建物で中では美味しいコーヒーが飲めるコーナーもあります。

常設されている漱石の書斎の再現にはぎっしりと書籍が積まれていました。

ここで漱石は猫を可愛がりながら多くの名作を生んだのかと思うと不思議な気がします。

古風な硯や机がとても印象的です。

さすがに日本の誇る文豪の書斎だなァ~と感心しました。

館内には日の当たる白いカフェスペースがあって美味しい引き立てのコーヒーがいただけます。

折角なので頼んでみると黒猫の紙カップにオリジナル豆の挽きたてコーヒーが良い香りを漂わせながら出て来ました。

ほっとする落ち着いたモダンな空間です。

 

漱石の俳句

月に行く漱石妻を忘れたり

人に死し鶴に生れて冴え返る

菫(すみれ)ほどな小さき人に生れたし

帰ろふと泣かずに笑へ時鳥(ほととぎす)

安々と海鼠(なまこ)の如き子を生めり

若葉して手のひらほどの山の寺

腸(はらわた)に春滴るや粥の味

若草や水の滴る蜆籠

肩に来て人懐かしや赤蜻蛉

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夏目漱石(1867年~1916年)

国民的文豪・夏目漱石は新宿区で生まれ育ちました。
誕生の地は牛込馬場下横町(現在の喜久井町1番地)
漱石が晩年の9年間を過ごした早稲田南町の旧居は「漱石山房」と呼ばれていました。
その跡地に「漱石山房記念館」があります。
代表作「三四郎」「それから」「門」「彼岸過迄」「こころ」「道草」「明暗」など多数
明暗を連載中に未完のまま大正五年1916年に49歳で死去。

 

(2018・6・16)

 

早春の新作

2018年 早春の句

春早く生きものたちの地に目覚め

ホオジロかウグイスなのか梅の鳥

いつの間におなじく鳴いて谷渡り

名残り雪子猫の帰る道が無く

雪うさぎ真っ赤な目をしてまだ溶けず

町を背に追えば春星またたく間

淡雪に終わらない夢を咲かせて

何もかも忘れたくなる春あらた

聞こえないふりをしている黄水仙

梅の枝がいつもと別の方を指し

真ん中に穴あきドーナツ好文木

いくつもの呼び名持ってる梅香る

白紅のどっちがどっち梅の咲く

梅香るこんなことってあったかな

春光に誰かが誰か探してる

花辛夷ひいふうみいによついつつ

ひとことにささえられてる朧月

引き出しは一つで良いの桃の花

姉は姉妹の手を引く春の雲

またいつかこの学び舎の花の下

2017年を振返り

角川2017年版俳句年鑑「おしゃべりHAIKUの会」紹介掲載

支えられ松の齢の緑尚       上野貴子
夏雀レゲエの音符置いて跳ね   山本佐和子
ぶり大根味しみるまで針仕事   齋田友紀子
段葛春の初めに纏振る       広田洋一
葉桜は終わりに非ず始めなり    郷 芭行
扇風機今でも使う母のもの     古村英二
縁側にサンダル並べちりんちりん 土橋みゆき
風のない部屋に風鈴ひとり静か   山口美里
空割って作れる大地春の雷      麻 鳥

 

2017年12月25日 | カテゴリー :

2017年1月初句会

2017年1月22日の初句会が下高井戸の旭鮨で開催されました。

いつものメンバーに新メンバーを加えての楽しい句会でした。お鮨も美味しく頂き、御目出度く乾杯が出来て、とても幸いで~~す。