角川2017年版俳句年鑑「おしゃべりHAIKUの会」紹介掲載
支えられ松の齢の緑尚 上野貴子
夏雀レゲエの音符置いて跳ね 山本佐和子
ぶり大根味しみるまで針仕事 齋田友紀子
段葛春の初めに纏振る 広田洋一
葉桜は終わりに非ず始めなり 郷 芭行
扇風機今でも使う母のもの 古村英二
縁側にサンダル並べちりんちりん 土橋みゆき
風のない部屋に風鈴ひとり静か 山口美里
空割って作れる大地春の雷 麻 鳥

2017年「8・19俳句記念日大会&和文化祭り」が8月19日俳句記念日に開催。
三軒茶屋の駅前の会場で授賞式と交流会がマッチングした楽しいパーティーとして開催されました。
今回で4回目を迎える俳句記念日イベント。
これまでより一層の充実感で、高層ビルから東京の都心を眺めながらのひとときでした。
応募総数503句そのうちの各大賞をご紹介致します。
~~8・19俳句記念日大会大賞~~
エントリーNo.101 俳句「スイカ割りちらっと覗いて頬緩む」平松由夏
FaceBook俳句大会大賞
エントリーNo.358 俳句「生きること許されており終戦忌」土橋みゆき
スペシャル審査員水越浩幸大賞
エントリーNo.288 俳句「失業の夫の味噌汁いと美味し」中島 知子
特別審査員天城映大賞
エントリーNo.484 俳句「一山を一夜に燃やす紅葉かな」齋田友紀子
特別審査員大平有希子大賞
エントリーNo.113 俳句「弟に兄背を越され子どもの日」辻 雅宏
特別審査員渡辺惠子大賞
エントリーNo.419 俳句「絵筆持つ古稀の手習い雲の峰」高橋透水

2017年1月22日の初句会が下高井戸の旭鮨で開催されました。
いつものメンバーに新メンバーを加えての楽しい句会でした。お鮨も美味しく頂き、御目出度く乾杯が出来て、とても幸いで~~す。

2016年8月19日恒例の俳句記念日大会が開催されました。
今回ははや3回目となり、ゲストには女優の藤田三保子さんをお招きして華やかなパーティーとなりました。
また、後半には今回「はじめての俳句」の出版を記念してのご挨拶もありました。
回を重ねるたびに少しづつ応募の俳句も増えて今年は362句集まりました。
楽しい賞の発表もあり、無事に終了致しました。



いつものゲスト放送会場でありますカフェコンコルドで、100回を記念しまして食事会を開催致しました。
今回は、これまでのゲストの方や新たなゲストの方など、皆さん参加して下さった方全員がご出演のだらだらライブです。
これまでお世話になった水越浩幸さんを筆頭に、ほとんどの方がユーストリーム関係のお友達に最近知り合ったFaceBook関連のお二人をまじえて、色々な御話をいききで来ました。歌手のキュウさんにも初出演して頂きました。
素晴らしい記念の会が実現できたことこころから感謝いたして折ります。これからも宜しくお願い致します。
http://www.ustream.tv/channel/uenonokakakonomytv
https://youtu.be/AwgmZRL7UZM

メルマガをきちんと整理することにしました。
これまではかなりご案内メールとごちゃ混ぜだったのですが、これからは、ご案内は俳句TVを中心に、そして、メルマガはちゃんと読者登録してくれた方々のみとします。
そのため、ホームページでのメルマガ公開は避けたいと思います。
メルマガは無料なので、必ず読者登録をお願い致します。
http://ae-ne.com/c/haiku/entry/e/UfxX8cfekPJW6fsv

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【風鈴】
夏がくると思い浮かべる物に風鈴があります。暑い夏の陽を除けて、畳の和室へ入ると昼でも少し薄暗いような奥座敷があり、何処からともなく風鈴の音が聞こえて来ます。
風鈴は、懐かしい日本の風物詩です。
この頃は洋風なマンション住まいが多く、都会では珍しいくらいですが、今でも子供の頃のあの風景は、時代は移り変わっても忘れたくない懐かしい思い出です。
風鈴の音には、それぞれの良さがありますよね。硝子の風鈴、鉄の風鈴、陶磁器の風鈴、銅の風鈴、貝殻の風鈴など、形や素材もさまざまです。
江戸時代のころ、長崎からビイドロのような硝子の風鈴が江戸に伝わり流行ってきたのが江戸風鈴と呼ばれているガラス風鈴のようです。風鈴を連ねて町を回って歩く風鈴売りが登場したのも江戸時代の中ごろのようです。
江戸風鈴には老舗があり、今では一般的にはガラス風鈴と呼ばれているようです。
ガラスの音色は、涼しげで、軽やかです。江戸の軒下に粋に下げられていたに違いありません。
中国の風鐸(ふうたく)を竹林に下げ、風の向きや音の鳴り方で吉凶を占った占風鐸(せんふうたく)が風鈴のルーツといわれ、仏寺では東西南北に吊り下げたそうです。
日本に伝わると、魔除け、厄祓いなどとして使われるようになりました。小さな鐘のような形をした中に舌の下がっている鈴なので、日本では風鈴と呼ぶようになります。短冊などを下げるのが一般的です。
心地よい風が吹くと、涼しげな音で、涼を誘ってくれるのが風鈴です。やはりこの音色にその魅力があります。
ガラスの風鈴は、チリンチリンと短い高い音色がします。
金属製の風鈴は、チーンと長く低く響く音色。
貝殻の風鈴は、カランカランと軽やかな音色です。
貝殻の風鈴は、よく海辺の町に多いのですが、鐘の形をしたものと違いモビールのような形をしていますから風鈴と呼んではたしてどうか解りませんが、よくお土産などとしては風鈴ともいいます。土地柄や素材により様々な形ですが、夏らしさは、やはりガラスの風鈴が一番でしょうか。
金魚や富士山など、夏らしい絵柄が書かれて、ガラスの風鈴は今でも人々に愛され続けています。
冷房の効いたマンションに暮らしていても、やはり、そとの風を涼しげに誘い入れてくれる風鈴の風情は、忘れたくない日本の夏です。
※当メルマガは、メールにて配信される以前に先行公開致しました。日ごろホームペー ジをご覧下さいます方々への8月のご挨拶です。